AI・検索行動

最終更新日2026.07.06

AI検索対策(LLMO/GEO)ツールおすすめ10選を徹底比較|選び方と各ツールの違い

亀井 真広

執筆者:

株式会社CINC AI戦略部 マーケティンググループ

亀井 真広

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AI検索対策(LLMO/GEO)ツールおすすめ10選を徹底比較|選び方と各ツールの違い
AI検索における自社の見え方、紹介のされ方が気になり、AI検索対策としてLLMO/GEOツールの導入を検討する企業が増えています。

本記事では、「Keywordmap(キーワードマップ)」「AIsearchmap(AIサーチマップ)」「Ahrefs Brand Radar」など国内外の主要9つを取り上げ、対応AI・日本語対応・料金・無料の有無を一覧で比較します。

あわせて、LLMO/GEOツールには「計測・モニタリングが中心のもの」と「改善・実行支援まで担うもの」の2タイプがあるという視点から、自社に合うツールの選び方を整理します。

LLMO/GEOツールでできることと、いま必要とされる理由

AI検索対策、および、LLMO(Large Language Model Optimization:大規模言語モデル最適化)、GEO(Generative Engine Optimization:生成エンジン最適化)は、ChatGPTやGeminiなどの大規模言語モデルに自社の情報を正しく理解してもらい、生成AIが回答をつくる際に、自社に関する情報が適切に引用・言及されやすくする取り組みです。

検索結果での上位表示を狙うSEOに対して、LLMO/GEOは「AIの回答の中で自社がどう扱われるか」を対象にします。

概念や施策の全体像は「GEOとは?生成エンジン最適化の基本から具体的な施策までを解説」で詳しく解説しているので、基礎から押さえたい方はあわせて確認してください。

では、LLMO/GEOツールが実際に何をしてくれるのか、なぜいまツールが必要なのかについて見ていきましょう。

計測と改善という2つの役割

LLMO/GEOツールの機能は、大きく「計測」と「改善」の2つに分けられます。

計測は、ChatGPTなどのAIが自社や競合をどれくらい取り上げているか、どのサイトを引用しているかを測る機能です。改善は、その結果をもとに、自社の情報がAIに引用されやすくなるようコンテンツや掲載先を整えていく機能を指します。

押さえておきたいのは、結果の計測だけでは数字が見えるようになるだけで、言及や引用そのものは増えないという点です。目に見えるような成果につなげるには、改善施策まで動かす前提でツールを選ぶ必要があります。

今回比較する9つのうち、改善・実行支援までツール側で担えるものは2026年6月現在で少数派です。多くは計測が中心なので、計測と改善の2軸を記事全体の枠組みとして読み進めてください。

なぜ、LLMO/GEO対策にツールが必要なのか

AI検索対策(LLMO/GEO)ツールが必要になっている背景、ひいてはLLMOやGEOといったAI検索対策が必要になっている背景には、AI経由の情報接触が無視できない規模になってきたことにあります。

デジタル・トレンド白書2025(ヴァリューズ)では、日本の生成AI利用者数は約2,450万人と報告されています。また海外の調査(2025年)では、AI検索経由の訪問は自然検索経由に比べてCVRが約4.4倍だったという観測も報告されました。

対象サイトや期間が限られた観測値のため、そのまま自社に当てはまるとは限りませんが、AI経由の流入は「少ないが確度は高い」傾向を示す材料にはなります。

加えて、サイバーエージェントのGEOラボの調査(2025年)では、検索結果にAI Overviewsが表示される場面が広がっていることが示されています。検索とAIの境目が薄れるなかで、AI上の見え方を放置しにくくなってきました。

一方で、AIの回答は検索結果とは異なり不透明な点が多く見受けられます。専用のツールを使うことで、自社や競合の露出度や評判を客観的に数値化し、先手でデータに基づいた施策を打つことが可能です。

また、AIの回答は同じ質問(プロンプト)でも日々変わるうえ、競合との比較や言及数の推移を人力で記録するのは、工数的にも精度面からもおすすめできません。AI回答の定点観測を自動化できることが、LLMO/GEOツールを使う一番の理由になります。

なお、AI検索全体の変化については「AI検索最適化(AIO)とは?SEOへの影響や対策方法を解説」も参考になります。あわせて参考にしてみてください。

LLMO/GEOツールの選び方は計測だけか、実行支援までかで決まる

ツールごとの機能差を細かく見る前に、選定の軸を先に持っておきましょう。比較表を眺めてから決めようとすると、対応モデル数や機能の多さだけに引っ張られてしまいます。ツール選びの際には、特定の軸だけではなく、自社の状況を鑑みたうえで多角的に検討していくのがおすすめです。

確認する軸は主に次の5つです。

  • 計測(モニタリング)が中心か、改善・実行支援まで担うか
  • SEOと一体の統合型か、GEO特化の専用型か
  • 対応するAIの種類と日本語での使いやすさ
  • 料金体系が自社のニーズに合うか
  • 導入後のサポートや伴走支援があるか

それぞれ、ありがちな失敗例とあわせて見ていきます。

計測(モニタリング)が中心のツールと改善まで担うツールの違い

最初に決めるのは、自社に必要なのは計測(一時的な計測か、定点観測=モニタリングかでも分かれます)だけか、改善までかという点です。

計測中心のツールは、言及数や引用元の可視化までを担います。一方、改善まで担うツールは、そこからコンテンツのテクニカルな診断・構成案の作成・執筆といった実行部分まで一貫して支援します。

よくある失敗は、計測ツールだけを導入して数値を眺めることに満足し、改善に動かないまま数ヶ月が過ぎてしまうというパターンです。

計測はあくまで現状の把握であり、改善施策を回さない限り言及も引用も増えません。改善を誰がやるのか(自社か、ツールか、外部パートナーか)を導入前に決めておくと、ツールの種類も自然に絞れてきます。

SEOと一体で使える統合型か、LLMO/GEOに特化した専用型か

次はツールの守備範囲です。SEO機能と一体で使える「統合型」と、LLMO/GEOの計測・分析に特化した「専用型」に分かれます。

すでにSEOを本格運用しているなら統合型で施策を一本化しやすく、まずAI上の見え方だけ知りたいなら専用型が手軽です。

注意したいのは、専用型を単体で入れた結果、SEOのデータと分断されて施策に落とせなくなることです。

AIの参照・引用元はウェブページから取得されることも多く、AI検索対策の前提にはSEOがあります。この点はGoogle公式の発信からも読み取れるので、「Googleの生成AI検索向け最適化ガイドを解説!LLMO・GEOにどう向き合うべき?」をあわせて参考にしてみてください。

対応するAIの種類と日本語での使いやすさ

対応AIモデルは「数の多さ」ではなく「自社の顧客が使っているか」で判断しましょう。たとえばBtoBで商談前のリサーチにChatGPTが使われているなら、まずChatGPTとAI Overviewsを押さえれば十分かもしれません。

Google経由の流入が生命線なら、AI Overviewsへの対応を優先する判断になります。

失敗しやすいのは、対応AIモデル数の多さだけで海外ツールを選び、管理画面もレポートも英語で運用が形骸化してしまうケースです。

日本語のプロンプトで計測できるか、画面やサポートが日本語かは、機能表で把握しづらい一方、導入後の定着を左右します。

料金体系が自社ニーズにマッチするか

料金の型は、以下のように分類できます。

  • 有料ツール(月額固定 or 従量課金制)
  • トライアルの有無
  • 無料ツール

継続的に広く計測するなら月額型、まず小さく試すなら従量型や無料枠が向いています。

ここでの失敗は2パターンあり、1つは無料や下位プランの制限の見落としです。たとえば無料版はChatGPTのみ、下位プランは2モデルのみといった条件は珍しくありません。

もう1つは従量課金で計測対象を増やしすぎて、費用が想定外に膨らんでしまうケースです。契約前に「どのAIモデルを・いくつのプロンプトで・どの頻度で」計測したいかを洗い出し、その条件での費用を確認してください。

導入後のサポートや伴走支援があるか

LLMO/GEOはまだ新しい領域で、社内に運用ノウハウが蓄積されている企業はほとんどありません。計測結果をどう読み、どの改善から手を付けるかの判断には経験が要るため、立ち上げ期に伴走してくれる支援があるかどうかで定着の速さが変わります。

ツール単体の機能比較だけでなく、オンボーディングの内容、カスタマーサクセスの有無、改善まで相談できる体制かを確認しておくとよいでしょう。

特に改善まで視野に入れる場合、この観点は料金差以上に効いてくるかもしれません。

LLMO/GEOツールのおすすめ9選を一覧比較

選定軸が揃ったところで、主要の9つのツールを同じ軸で見渡してみましょう。各ツールの細かい機能は次章で補足するので、ここでは全体像をつかんでください。

9つのLLMO/GEOツール比較表

9つのツールを「種類(統合型か専用型か)」と「タイプ(計測中心か実行支援まで担うか)」を中心に整理しました。

ツール 種類 タイプ 対応AIモデル 日本語での実用度 料金・無料
Keywordmap(キーワードマップ) SEO・LLMO/GEO統合型 計測+改善・実行支援 ChatGPT・Gemini・AIモード・Perplexity・AI Overviews・Copilot 高い(国産) 12万円/月~。

7日間の無料トライアル可能

リテラ(BringRitera) SEO・LLMO/GEO統合寄り 計測+実行支援(AI執筆が主) ChatGPT・Gemini・Claude・Perplexity・AI Overviews・AIモード 高い(国産) ポイント消費制。無料枠は要確認
Pascal(パスカル) SEO・LLMO/GEO統合型 計測+改善・実行支援 ChatGPT・Gemini・AIモード・Perplexity・AI Overviews・Copilot 高い(国産) 要問合せ
4日間の無料トライアル可能
AIsearchmap(AIサーチマップ) LLMO/GEO専用型 計測中心 ChatGPT・Gemini・Perplexity・AIモード・AI Overviews(無料版はChatGPTのみ) 高い(国産) 無料
Ahrefs Brand Radar SEO・LLMO/GEO統合型 計測中心 ChatGPT・Gemini・Perplexity・Copilot・AIモード・AI Overviews(Claude非対応) 中(海外製) $398/月〜(Ahrefs本体は別途費用)。
SEMrush AI Toolkit SEO・LLMO/GEO統合型 計測+コンテンツ監査 ChatGPT・Gemini・Perplexity・AI Overviews・AIモード(Enterpriseで拡張可) 中(日本語サイトあり) $99/月〜。無料試用なし
Profound LLMO/GEO専用型 計測中心(上位プランで改善支援) StarterはChatGPTのみ、Growthは3エンジン、Enterpriseは10以上 低め(英語中心) $99/月〜、Enterpriseはカスタム
Answer IO LLMO/GEO専用型 計測+改善提案 ChatGPT・Gemini・Perplexity・AI Overviews・AIモード(Claudeは対応予定) 高い(国産) ポイント課金。初回20ポイント無料
Peec LLMO/GEO専用型 計測中心(改善ToDoはベータ) ChatGPT・Gemini・Perplexity・AIモード・Claude 中(115言語対応) €89/$99〜。無料は要確認
AKARUMI LLMO/GEO専用型 計測中心(Editorはオプション) ChatGPT・Gemini・Claude・Perplexity・AI Overviews(下位プランは2モデル) 高い(国産) 要問合せ。無料トライアルあり

※料金・対応AIはいずれも2026年6月時点の公開情報です。最新の条件は各公式サイトで確認してください。

表を見渡すと、改善・実行支援までツール側で担えるのはKeywordmapとリテラ、Ahrefsの3つで、残りの多くは計測が中心だと分かります。まず現状を知りたいだけなら計測中心の無料・低価格帯から、改善まで一気に進めたいなら実行支援型から検討するとよいでしょう。

LLMO/GEOツール:計測から改善・実行支援まで

ここからは各ツールを順に見ていきます。まずは、計測にとどまらず改善・コンテンツ制作などの実行支援まで担える3種類です。

Keywordmap(キーワードマップ)

Keywordmap(キーワードマップ)は、株式会社CINCが提供する国産のSEO・LLMO/GEO統合型ツールです。主要な生成AIやAI Overviewsにおける自社・競合の言及・引用数の「計測」から、AIに選ばれるコンテンツの「診断・作成」までをワンストップで完結できます。

日本語に完全対応し、カスタマーサクセスによる手厚い伴走支援も備えたオールインワン仕様です。特に、コンサルや運用代行、外部ライターに費用をかけている企業が、SEOとLLMO/GEOを一本化して内製化・効率化したいケースに向いています。

 

▼このツールでできること

  • ChatGPTやGemini等における自社・競合の引用やブランド言及を一括可視化
  • 登録キーワードにおけるGoogle「AI Overviews」の日次モニタリング
  • SEO・LLMO/GEOに強い記事構成案の生成からライティングまで自動化
  • 自社ページがAIの回答ソースとして適切か診断・改善提案
  • Googleアナリティクスやサーチコンソールと連携、セッション・CV等を計測し、シームレスにリライト
  • 無制限で競合サイトの調査・分析が可能

 

▼おすすめポイント

  • AI検索の調査・分析から、SEO・LLMO/GEO対策用のコンテンツの作成、効果検証、改善までをワンストップで完結
  • 日本語の文脈に完全対応した国産ツールであり、カスタマーサクセスによる手厚い伴走支援
  • ChatGPT、Gemini、Perplexity、AI Overviews、AI Mode、Copilotといった、マーケティング実務に不可欠な主要AIモデルを網羅
  • ユーザーの実環境に近い実データとしての生成AI回答分析が可能

 

⇒7日間の無料トライアルはこちらから

 

ツール名 Keywordmap(キーワードマップ)
運営会社 株式会社CINC
開発国 日本(国産)
主な機能
  • AI検索対策(LLMO/GEO)
    • 主要な生成AI(ChatGPT、Gemini、Copilot、AImodeなど)の言及・引用調査
    • コンテンツ/ページがAIクローラーに最適化されているか診断、改善の提案
    • AI Overviewsの日次モニタリング
  • SEO
    • キーワード選定
    • AIライティング
    • リライト
    • 検索順位モニタリング
費用
  • 無料トライアル:あり
  • 月額:12万円~
支援体制 カスタマーサクセスの伴走支援あり
公式サイト https://keywordmap.jp/

 

Ahrefs Brand Radar

Ahrefs Brand Radarは、大手SEOツールAhrefsに統合された、主要6モデル対応のAI検索計測機能です。巨大なプロンプトデータベースを基に、ブランド言及やAI上のシェア(SoV)、コンテンツギャップを可視化できます。Web解析との連携によってAI検索を参照チャネルとして分解できるなど、Ahrefs本体と一体型ならではの強力な分析力が特徴です。

すでにAhrefsをSEOで使っていて計測を足したい企業には自然な選択肢ですが、Claude非対応である点、価格水準、実行支援を持たない点は導入前に確認しておきましょう。

 

▼このツールでできること

  • 主要6つのAIモデルにおける、ブランド言及頻度やAI上の露出シェア(SoV)の可視化
  • 競合他社と比較した際の、AI検索における「コンテンツギャップ」の自動分析
  • AI検索エンジン内における、自社ブランドに関するリアルタイムなトレンドの検知
  • Web解析と連携し、ChatGPTやPerplexityを「参照トラフィックチャネル」として細かく分解
  • 自社が狙いたい特定の質問に対するAIの回答傾向を追跡する「カスタムプロンプト」の計測

 

▼おすすめポイント

  • 世界最大級のSEOツールの基盤を活かし、検索由来の巨大なプロンプトデータに基づいた高精度な分析が可能
  • すでにSEOでAhrefsを導入している企業であれば、既存データとシームレスに連携してLLMO計測を一本化
  • 基本的な探索機能には無料枠があり、まずはコストを抑えながらグローバル基準のGEO計測を試すことが可能

 

ツール名 Ahrefs Brand Radar
運営会社 Ahrefs Pte. Ltd.(日本国内販売代理店あり)
開発国 シンガポール
主な機能
  • 複数AIにおけるブランドのAI可視性
  • 言及頻度の測定
  • AI回答内での引用元URL・サイテーション(根拠サイト)の追跡
  • 実際の検索データによるプロンプトデータベース分析
費用 Ahrefs本体プラン

  • 月額料金:19,900円〜 + Brand Radar追加費用↓
    • 月額199ドル〜/1エンジン
    • 月額699ドル/全エンジン対応
支援体制 ヘルプセンター、または国内販売・コンサルティング代理店によるサポート
公式サイト https://ahrefs.com/brand-radar

 

リテラ(BringRitera)

リテラ(BringRitera)は、株式会社BringFlowerが提供する、AI執筆支援を主軸にした国産ツールです。プロのSEOノウハウを組み込んだ記事生成機能を中心に、自社と競合のブランド言及や順位を日次で自動計測する「LLMOコンパス」機能も併せ持っています。料金はポイント消費制で、業界最安値水準の手軽さで導入できる点が魅力です。

 

▼このツールでできること

  • 自社と競合のブランド言及の有無や順位、参照URL、キーワードの日次自動計測
  • プロのSEOノウハウを組み込んだ、高品質なAI記事生成エージェント機能
  • WordPress連携や、アイキャッチ画像・ディスクリプションの自動生成
  • Google、Yahoo、Bingの従来検索順位とAI Overviews計測
  • 予算や施策ボリュームに合わせて柔軟に調整できる、ポイント消費制での運用

 

▼おすすめポイント

  • AIを活用したコンテンツの大量・高速生成と、LLMOの計測・効果検証を1つのツールで並行して実行可能
  • 主要AIに加え、他ツールでは対応の少ない「Claude」を含む、計6つの主要AIモデルをカバー
  • 業界最安値水準の料金体系と無料枠が用意されており、コストを抑えて手軽にAI検索対策・執筆支援をスタート可能

 

ツール名 リテラ(BringRitera)
運営会社 株式会社BringFlower
開発国 日本(国産)
主な機能
  • AI検索対策(LLMO/GEO)
    • AIの言及・引用調査
    • AI検索経由の流入計測
  • SEO・AIライティング
    • 検索ボリューム調査
    • リライト
    • 競合分析 など
費用
  • 月額
    • 無料プラン:あり
    • 有料プラン:450円〜27,000円
支援体制 導入・運用サポートプランあり
公式サイト https://ritera.bring-flower.com/

 

パスカル(Pascal)

パスカル

パスカルは、株式会社オロパスが提供する国産のSEO・LLMO/GEO統合型ツールです。検索上位サイトの統計データをわずか1分で分析する業界トップクラスの「スピード」と、AI検索において重要となるサイテーション(外部メディアでの言及・引用)の「分析・開拓」に強みを持っています。直感的でわかりやすいUIを採用しており、ドメイン制限や同時ログイン制限がないため、複数サイトを運用するインハウスチームや多くのクライアントを抱えるWeb制作会社・コンサルティング会社に向いています。

 

▼このツールでできること

  • 自社と競合のブランド名を入力するだけで、AI検索上の言及・引用状況を可視化
  • 自社が掲載されていないメディアを特定し、「サイテーションアプローチリスト」を自動生成
  • 検索上位30〜50位の競合サイトをわずか1分で統計分析し、SEOの具体的な改善点を提示
  • サイト全体で改善すべきキーワードの優先順位・難易度を判定
  • AIを活用し、ユーザーの検索意図や網羅性を満たした記事のライティングからリライト支援まで対応
  • アカウントのドメイン制限がなく、1契約で複数サイトやクライアントサイトを無制限に分析

 

▼おすすめポイント

  • 1キーワードあたりの分析が平均1分と非常に早く、専門知識がなくても次に取るべきアクションがひと目でわかる設計
  • 単なる数値の計測にとどまらず、「どこに掲載依頼をすればAI引用されやすくなるか」というリストをリスト化して出力可能
  • 社内であれば追加費用なしで何人でも同時ログイン・同時使用が可能
  • SEOコンサルタントによるサポートや無料の個別レッスン月12回まで可能

 

ツール名 パスカル(Pascal)
運営会社 株式会社オロパス
開発国 日本(国産)
主な機能
  • AI検索対策(LLMO/GEO)
    • サイテーション分析(AIの言及元の特定)
    • アプローチ先(掲載依頼先)リストの自動生成
    • 競合ブランドとの露出比較分析
  • SEO・コンテンツマーケティング
    • 競合サイトのリアルタイム統計分析(タグ、文字量、リンク数など)
    • Googleサーチコンソール連携による優先順位分析
    • AI記事構成案の作成、サジェストキーワード・リライト分析
    • 検索順位モニタリング
費用 要問合せ
支援体制 SEOコンサルタントによるサポート、無料の個別レッスンあり
公式サイト https://www.pascaljp.com/

 

LLMO/GEOツール:計測・モニタリング

続いて、計測を中心とする6つです。まずAI上の現在地を可視化したい場合は、ここから選ぶことになります。

AIsearchmap(AIサーチマップ)【無料】

AIsearchmap(AIサーチマップ)は、株式会社CINCが提供するLLM/GEO専用型の計測・モニタリングツールであり、法人向けに無料で提供されています。主要LLMから週次でデータを自動収集し、自社や競合の言及シェア(SoV)や引用ドメインのランキングを可視化できます。プロンプトの自動生成機能も備えており、初心者からベテランまで、コストをかけずにAI検索での現在地を知るための入口として最適な1本です。

 

▼このツールでできること

  • 自社や競合のブランド言及・サイト引用をモニタリング
  • AI回答における、自社や競合の言及シェア(SoV)の可視化
  • AI回答内での引用元ドメインのランキング、および直近4週間のトレンド推移の確認
  • AI回答文一覧の抽出による、感情分析(ポジ/ネガ)やハルシネーションの有無のチェック
  • サービス名とドメインから最適なプロンプトを最大100件まで自動生成

 

▼おすすめポイント

  • 初期コストを一切かけることなく、手軽かつスピーディーに自社のAI検索における露出の現在地を把握可能
  • プロンプトジェネレーターが最適な計測設計を自動で行うため、AI検索対策のノウハウがなくても調査が属人化しない
  • 主要AIに対応しており、露出を増やすためにアプローチすべき「優先掲載媒体(引用元)」を明確に特定可能

 

ツール名 AIsearchmap(AIサーチマップ)
運営会社 株式会社CINC
開発国 日本(国産)
主な機能
  • AI回答のモニタリング
  • 主要な生成AI上の自社・競合のブランド言及・シェア状況の可視化
  • 生成AIが回答を生成する際の情報参照元のランキング化
  • プロンプトの自動生成
費用 無償提供(2026年6月時点)
支援体制 株式会社CINCによる電話・メールでのサポート
公式サイト https://aisearchmap.jp/

 

SEMrush AI Toolkit(AI可視性ツールキット)

SEMrush AI Toolkit(AI可視性ツールキット)は、大手SEOスイートSemrushが提供している機能の一つで、計測およびコンテンツ監査型のツールとして単体契約が可能です。プロンプト追跡によるAI上の可視性計測や競合比較に加え、AI向けコンテンツの改善示唆まで出力してくれます。既存のSEO運用の延長線上で、LLMO/GEOの具体的な改善の手がかりが欲しい場合に最適な仕様です。

 

▼このツールでできること

  • プロンプト追跡による、主要AI検索上における自社ブランドの可視性スコアの計測・競合比較
  • 自社サイトのコンテンツがAIに選ばれやすくなるための改善示唆の出力
  • Enterprise版におけるGoogleアナリティクスとの連携、およびAI検索経由の売上貢献度の数値化
  • 日本語サイトの提供による、グローバル基準の最新AI検索データに基づいた国内運用の最適化

 

▼おすすめポイント

  • AI検索の「露出の計測」に留まらず、具体的なコンテンツ改善・監査まで実行可能
  • 世界トップクラスの統合SEOツール(Semrush)の管理画面内で、従来のSEOと最先端のAI検索対策を一元管理
  • 標準の主要AIはもちろん、プランアップにより最新のDeepSeekやGrokを含む多様なAIモデルの定点観測にも対応

 

ツール名 SEMrush AI Toolkit
運営会社 Semrush Inc.(日本総代理店:株式会社オロ)
開発国 アメリカ
主な機能
  • 生成AIやAI Overviewsにおけるブランド露出計測
  • プロンプト登録によるAI別のシェア推移追跡
  • AIデータ競合分析と市場シェア特定
  • AI駆動のWebサイト診断およびコンテンツ最適化提案
費用
  • 単体プラン
    • 月額:99ドル〜
  • SEO統合プラン「Semrush One」
    • 月額:139.95ドル(年契約時)〜
支援体制 オンラインサポート、国内代理店(株式会社オロなど)による日本語サポート
公式サイト https://ja.semrush.com/kb/1493-ai-visibility-toolkit

 

Profound

Profoundは、海外の大手企業を中心に導入が進むLLMO/GEO専用型のツールです。AI回答内のシェア(SoV)や感情分析だけでなく、サーバーログからのAIクローラー挙動分析、さらにはAI検索の実需要(検索ボリューム)まで深掘りできます。多言語・マルチブランドを大規模に監視・最適化したいグローバル企業向けの強力な仕様です。

 

▼このツールでできること

  • 主要AIにおける、自社ブランドの引用・言及シェア(SoV)やポジ/ネガ分析
  • サーバーログの解析による、各種AIボット(クローラー)の挙動や巡回パターンの監視・分析
  • 独自の「Prompt Volumes」を用いた、ユーザーが入力している需要ボリュームの可視化
  • 上位プランにおける、次に実施すべき改善施策を自動で提示する「Opportunities」機能
  • 上位プランにおける、GEOに最適化されたコンテンツを自動生成する「Agents」「Workflows」機能

 

▼おすすめポイント

  • AIの回答傾向だけでなく、クローラーの動きやプロンプトの検索量まで網羅した、ディープなLLMO/GEO分析が可能
  • Enterpriseプランへのアップグレードにより、最新モデルやClaudeを含む10以上の主要AIエンジンを横断監視
  • 多言語展開している大規模なWebサイトを、1つのプラットフォームで統合管理・最適化

 

ツール名 Profound
運営会社 Profound (Cooper Square Technologies Inc.)
開発国 アメリカ
主な機能
  • 主要10種類以上のAIエンジンにおけるモニタリング
  • AIボット(クローラー)の挙動を監視・分析するエージェント分析
  • ChatGPT内のショッピングにおけるブランド推薦・競合比較分析
  • ユーザープロンプトの意図(Intent)の自動分類
費用
  • Starterプラン
    • 月額:99ドル〜
  • Growthプラン
    • 月額:399ドル
  • Enterprise向けカスタムプラン
    • 月額:2,000ドル〜5,000ドル以上
支援体制 英語サポート中心(国内コンサルティング会社による導入支援あり)
公式サイト https://www.tryprofound.com/

 

Answer IO

Answer IOは、株式会社フィードフォースが提供する、国産のLLMO/GEO専用型ツールです。AI検索における自社の露出を「言及・順位・引用」の3要素から成る独自の可視性スコア(Visibility Score)として数値化します。算出根拠がわかりやすく、次に実施すべき改善施策を理由や期待効果とともに、助言型で提案してくれる設計が特徴です。

 

▼このツールでできること

  • 「言及・順位・引用」の3要素に基づいて、AI検索上の自社露出度を「Visibility Score」として算出
  • 「実施すべき理由」「期待効果」「確認場所」まで網羅した、実務に直結する具体的な改善提案の出力
  • GA4(Googleアナリティクス4)との連携による、AI可視性スコアと実際のサイト流入数との相関性の可視化
  • 登録時に付与される初回20ポイントの無料枠を活用した、コストをかけない手軽な初期検証・テスト計測

 

▼おすすめポイント

  • スコアの内訳や算出根拠が非常にロジカルで明快なため、社内報告や上層部への進捗説明がスムーズに行える
  • 単なる数値の計測・可視化で終わらせず、「次にとるべき施策」まで迷わず落とし込める
  • 使った分だけ支払うポイント課金制の国産ツール

 

ツール名 Answer IO
運営会社 株式会社フィードフォース
開発国 日本(国産)
主な機能
  • ChatGPT、Gemini、Perplexity等におけるブランドスコア・引用測定
  • AI検索での自社露出度を点数化する「Visibility Score(可視性スコア)」算出
  • ターゲット層がAIに入力するプロンプトの自動作成
費用
  • 無料プラン:あり(初回20ポイント)
  • 個人向けPro
    • 月額:60ドル〜
  • 企業向けPro
    • 月額:299ドル〜

※それぞれ年間契約あり

支援体制 上場企業による手厚い日本語サポート・マニュアル
公式サイト https://answer-io.jp/

 

PeecAI

PeecAIは、115言語に対応する海外発のLLMO/GEO専用型ツールです。ブランド言及数や露出シェア(SoV)、引用元のURLを競合サイトと細かく比較でき、他ツールでは高額になりがちなClaudeを含む5つの主要AIモデルを低コストでカバーできます。アカウントのユーザー数が無制限のため、複数部署で柔軟に共有・運用できる点も大きな特徴です。

 

▼このツールでできること

  • 115言語のマルチ言語環境に対応、高精度なAI検索露出および競合比較のモニタリング
  • ブランド言及数、露出シェア(SoV)、およびAI回答内の引用元URLのインサイト獲得
  • 「Growth」プラン以上の契約における、GEOに最適化されたAIコンテンツの自動生成
  • ユーザー数無制限でのアカウント発行による、追加ライセンス費用なしでの社内・チーム間共有

 

▼おすすめポイント

  • ChatGPT、Perplexity、Geminiに加え、対応ツールの少ない「Claude」を含む5大AIモデルを低価格から網羅可能
  • 月額€89/$99〜という優れたコストパフォーマンスでありながら、複数部署で利用してもユーザー追加料金が発生しない
  • 海外発のグローバルツールでありながら日本語での計測にも対応しており、海外市場と国内市場の同時監視が可能

 

ツール名 Peec(Peec AI)
運営会社 Peec
開発国 スイス
主な機能
  • AI Overviews、ChatGPT、Gemini等の動的な回答変化をモニタリング
  • 国・言語をまたいでAI検索のブランド可視性を同時分析する複数マーケット対応
  • 競合に勝つために「どのコンテンツを作るべきか」を提示するAIコンテンツギャップ分析
  • AIチャット内におけるブランドの言及頻度、感情分析(ポジ/ネガ)、表示順位スコアの追跡
費用
  • Starterプラン:月額95ドル〜(89ユーロ〜)
  • Proプラン:月額245ドル
  • Advancedプラン:月額495ドル
支援体制 英語サポート中心(グローバル対応の多機能プラットフォーム)
公式サイト https://peec.ai/

 

AKARUMI

AKARUMIは、株式会社ipeが提供する国産のLLMO/GEO専用型ツールです。ブランドの言及頻度や回答順位、引用元の可視化に加え、競合との露出差分やポジショニングの分析を日次で細かく計測できます。AI回答の時系列保存やプロンプトの定点観測自動化など、日々の動的な変化を精密に追いかけたい現場に向いた設計が特徴です。

 

▼このツールでできること

  • ブランドの言及頻度、AI回答内の表示順位、引用元URLの自動可視化および日次計測
  • 競合サイトとの露出の差分分析、および言及順位をベースにした市場ポジショニング分析
  • 過去のAIの回答内容を時系列で保存し、記述内容の細かな変化を比較・検証可能
  • 「チーム・権限管理」や「プロジェクト単位の共有」を活用した、複数ブランドの効率的な並行運用

 

▼おすすめポイント

  • AIの回答データを時系列で蓄積・比較できるため、施策前後の細かな変化を見逃さない
  • 対応ツールの少ない「Claude」を含む主要5大AIモデルをカバー
  • 複数メンバーでの利用やマルチブランド運用を前提とした管理機能が充実しており、組織的・体系的なLLMO運用の構築に最適

 

ツール名 AKARUMI(アカルミ)
運営会社 株式会社ipe(アイペ)
開発国 日本(国産)
主な機能
  • 生成AIにおける自社ブランドの「ビジビリティ分析」
  • AI回答内でのブランド採用率、表示順位、言及文脈の包括的な可視化
  • 競合ブランドとの露出差分や、AIの回答データの変化点を定点観測
  • ブラックボックスなAIの評価を経営指標やマーケティングKPIへ変換
費用
  • 無料プラン:あり(25プロンプト・1日1回実行)
  • 有料プラン:3段階(プロンプト数等による。詳細は要問い合わせ)
支援体制 国産ツールならではの手厚い伴走体制
公式サイト https://akarumi.jp/

 

LLMO/GEOツールを導入したあとにまず進めること

ツールを選ぶ際には、運用時に押さえておくべき施策も念頭に入れておきましょう。導入後の運用は、次の4ステップをループとして組むと迷いにくくなります。

  1. 自社と競合のAI上での見え方を計測する
  2. AIに引用されている媒体やページを特定する
  3. コンテンツと媒体掲載を改善する
  4. 週次で効果を検証して改善を回す

 

自社と競合のAI上での見え方を計測する

最初にやることは現状の可視化です。

想定する質問群に対して、自社がどれくらい言及されているか、どんな文脈で語られているか、競合複数社と比べてどの位置にいるか(言及シェア=SoV)を計測します。(言及シェア=SoVとは、調査プロンプトに対して、ブランド言及が含まれている回答における自社と競合のシェアのこと。)

Keywordmap:AI検索結果レポートβ

このとき、自社だけでなく競合を必ず一緒に計測してください。自社の言及シェア(SoV)が10%と分かっても、ベンチマーク先の競合が30%なのか5%なのかで打ち手の優先度は変わります。

最初の計測結果は、改善後の効果を測る基準値にもなるため、計測条件(対象AI・プロンプト・頻度)を記録しておきましょう。

AI回答に引用されている媒体やページを特定する

次に、AIが回答の情報源としてどのドメイン・どのページを参照・引用しているかを特定します。参照元・引用元が分かれば、「どの外部媒体への掲載を狙うか(外部メディア対策)」、また「自社サイトのどのページを強化するか」というアプローチ先の優先度がつけられます。

たとえば、参照元・引用元の上位にYouTubeドメインがあれば、場合にもよりますが動画コンテンツの制作が有効になるかもしれませんし、ランキングやリスト系の記事を多く出しているドメインであれば、掲載依頼が必要になるかもしれません。

実際にAIの引用傾向を観測した例として、CINCが人材・求人業界を対象に行った一次調査「【人材・求人業界向け LLMO/AIO調査】ChatGPTブランド言及数・引用ドメインランキング」があります。当レポートは、特定業界・特定期間の観測ですが、引用されやすい媒体に傾向が出ること自体は、他の業界でも分析の切り口として使えます。

コンテンツとの改善と媒体掲載

参照元・引用元から施策の優先度が見えたら、改善に移ります。

大きくは、自社サイトのコンテンツをAIに引用されやすい形に整えることと、先述したAIがよく引用する外部媒体への掲載を増やすことの2つに分けられます。

自社サイト側では、一次情報や独自データを持つページの拡充、情報の統一(特にNAP情報)、ページ/コンテンツの構造整理、信頼性を示す情報の明記などが中心になります。

なお、上記でも紹介したSEO・AI検索対策(LLMO/GEO)ツール『Keywordmap』では、コンテンツがAIに最適化されているか自動で診断し改善方法を提案します。その上で、一次情報・独自データの追加、ファクトチェックなどが簡単に実施できる機能を搭載しており、AI検索対策を多角的かつ強力に支援します。

現状、LLMO/GEOにおいて媒体掲載は極めて重要な施策の一つです。上述したように、ランキングやリストの形式で自社に関連するようなサービスを、競合を含めて多数取り扱っているドメインがあれば、積極的に自社サービスの掲載を依頼しましょう。

また、より具体的な進め方は「AI検索時代の自社サイト対策|AIに選ばれるブランドをつくる3つのステップ」で深掘りしているので、あわせて参考にしてみてください。

週次で効果を検証して改善を回す

施策・改善は打ちっぱなしにせず、週次で言及・引用の変化を確認します。

AIの回答は変動が大きいため、1回の計測結果で一喜一憂せず、数週間のトレンドで判断するのが良いと考えられます。同様の理由で、言及も数ではなく、競合との比較をベースにしたSoVでチェックするのがよいでしょう。

週次の確認には、効果検証だけでなくもう一つ役割があります。AIが自社について誤った情報を回答していないかの早期発見です。

ハルシネーションを見つけたら、根拠にされているページの修正や正しい情報の発信で対処していきましょう。このループが回り始めると、AI検索対策は単発の施策ではなく継続的な運用として定着します。

概して調査プロンプトの数は多い方が精度の高い効果検証が可能になるため、チェックしなければならない回答の数は自然と多くなります。そのため、人の手のみで対応するのは現実的ではなく、上記で紹介したツールの活用を強く推奨します。

LLMO/GEOツールに関するよくある質問

最後に、AI検索対策ツールについて担当者がぶつかりやすい疑問について簡単にみていきます。
導入の検討材料として参考にしてみてください。

無料で使えるLLMO/GEOツールはあるか

あります。代表的なのはAIsearchmap(AIサーチマップ)で、法人向けに無料で提供されています(2026年6月時点)。ただし無料版で計測できるのはChatGPTのみという制限があります。

ほかにも、Answer IOの初回20ポイント無料枠、AKARUMIの無料トライアル、Ahrefs Brand Radarの基本探索の無料枠などがあります。いずれも対象エンジンや期間に条件があるため、無料の範囲で何が分かるかを確認してから始めてください。

SEOツールとAI検索対策(LLMO/GEO)ツールは何が違うのか

対象が異なります。SEOツールは検索結果での上位表示と集客を支援するもので、AI検索対策(LLMO/GEOツール)はAIの回答内での引用・言及を計測・改善するものです。

ただし両者は別物というより地続きの関係で、AIの引用元には検索エンジン上で評価されているページが多く含まれます。AI検索対策の土台はSEOなので、SEOツールを置き換えるのではなく、統合型で一本化するか、SEOツールにLLMO/GEO専用型を足すかという考え方で整理すると判断しやすくなります。

特定のAIモデルに対応したツールを選ぶには?

自社の顧客が使っているAIモデルから逆算してください。そのうえで本記事の比較表の対応AI列を見ると、候補が絞れます。

たとえばClaudeの計測が必要なら、対応を明記しているのはリテラ・Peec・AKARUMIとProfoundのEnterprise、SEMrushのEnterpriseです。

AI Overviewsを優先するなら、対応ツールは多いものの、無料版や下位プランでは対象外になる場合があるため、プランごとの対応範囲まで確認しましょう。

まとめ:自社に合うLLMO/GEOツールを選ぶために

AI検索対策(LLMO/GEO)ツール選びの分かれ目は、計測だけで足りるか、改善・実行支援まで要るかです。

計測だけならAIsearchmap(AIサーチマップ)のような無料・低価格の計測特化型から始められますし、改善まで進めるならKeywordmapやリテラのような実行支援型、あるいは計測型と改善体制の組み合わせが候補になります。

そのうえで、統合型か専用型か、対応AIモデルと日本語か否か、料金の型、伴走支援の有無を自社の条件に当てはめれば、候補は2〜3つまで絞れるはずです。迷ったら、まず無料の計測で自社のAI上の言及を確かめてから、改善までの体制を考える順番で進めるとよいでしょう。

この記事の執筆者

亀井 真広

株式会社CINC AI戦略部 マーケティンググループ

亀井 真広

14年間パティシエとして製菓の現場に立ったのち、Webマーケターへ転身。SaaSのインハウスマーケティングを立ち上げから担当し、並行してコンサルティング事業をゼロから立ち上げ事業成長に貢献。2026年よりCINCに入社し、Keywordmapの戦略立案とマーケティングマネージャーを担う。

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