DAI.T コンサルタント
店舗運営、スタッフの採用・育成・マネジメントを担当。本社に異動後、マーチャンダイジング、販売計画、配荷計画を担当し、経営企画として香港支社に駐在。ビジネスの経験を積む中で、デジタルマーケティング市場の成長性を感じたこと、支援会社でさまざまな企業に関わって学びを得たいと考えたことから、2020年にコンサルタントとしてCINCへ入社。2022年マネージャー就任。
「プロジェクトの旗振り役」としてクライアントの目標達成を主導する
主にWebマーケティング関連の課題を持つクライアントを支援しており、そこでハブとなってプロジェクトを推進しているのがコンサルタントです。ひと言で言うと「プロジェクトの旗振り役」です。クライアントの目標を達成するために自ら先頭に立ち、社内外の関係者をまとめて牽引するポジションなので、プロジェクトマネジメントの能力が求められます。目標はクライアントによって異なりますが、売り上げの拡大に向けてコンバージョン数やWebサイトの集客数の増加がKPIとして設定されているケースが特に多く見られます。また、継続的に支援しているクライアントの場合は、プロジェクトを進行している過程で明らかになった課題をもとに施策を提案することもあります。
コミュニケーションはとにかく細かく丁寧に
クライアントとは対等な関係性を構築することを大切にしています。クライアントが我々コンサルタントに求めているのは、CINCならではの知見を活かした専門的な意見です。ただの御用聞きになってはいけません。プロジェクトをうまく推進するためにも、施策が誤った方向に進みそうなときはきちんと反対意見を述べ、クライアントからも本音を引き出せるような、対等な関係性を築く必要があります。 クライアントと良好な関係性を築くうえで、私が主に心掛けているのは次の2つです。 1つは、細かいケアを怠らないこと。例えばクライアントに施策を提案した後は、そのままお任せするのではなく、ミーティングから数日後にお声がけするようにしています。また、CINCが提案資料を作成している間は継続的にコミュニケーションをとり、クライアントの不安が少しでも軽減されるよう心掛けています。 2つめが、反対意見を伝える際は根拠を明確にしたうえで説明すること。当たり前ではありますが、ただ反対するだけでは相手の納得は得られません。そのため、クライアントにはデータや事例などの根拠を基に意見を述べるようにしています。
目標は“自分のポジションを譲る”こと
グループで掲げている数値目標の達成は大前提として、コンサルティング部の環境をさらに整えることと、自分のポジションを譲ることを目標としています。 私が入社した当時に比べ、コンサルティング部は人数が増え、体制も整ってきました。しかし、コンサルタントとして必要な知識やノウハウの言語化、型化など、まだ不十分なところもあります。後から入社したメンバーにもスムーズにノウハウを共有できるよう、引き続き整備が必要です。 また、優秀なコンサルタントが育ち、自分のポジションを譲れるようになれば、クライアントからの信頼も厚い組織になれるはずなので、メンバーの育成にも注力しています。いつの日か「Dai.Tさん、マネージャーを代わってください」と言われるのが目標です。 マーケティングコンサルティングサービスは、会社の基盤となる事業の1つだと思っています。今後も会社全体が成長し続けられるよう、共に案件を担当するアナリストやエディターとも力を合わせ、より強固な事業にしていきたいです。