ビッグデータの活用を強みとし、マーケティングのツールとコンサルティングサービスを提供する株式会社CINC（東京都港区 代表取締役社長 石松友典、以下CINC）は、コンサルティングサービスの品質・生産性向上を目的として社内で開発・利用している生成AIを活用したビッグデータアナリティクスツールに、Instagramの投稿案（テキスト）を生成する機能を追加しました。

近年、消費者の趣味嗜好やライフスタイルは多様化し、その変化も加速しています。それに伴いソーシャルメディアプラットフォームの機能やトレンドも移り変わっており、マーケティング・コミュニケーションの難易度が増々上がったことから、課題を抱える企業は少なくありません。

また昨今、生成AIの技術が急速に進展し、各社が業務効率化や新たなビジネスの創出などで革新を起こそうとしています。CINCでは、創業時よりビッグデータとアナリティクス技術を組み合わせたサービス提供を強みとしており、生成AI技術を積極的に取り入れることで、複雑化するマーケティング・コミュニケーションに対応するための研究・開発を続けています。

今回は、コンサルティングサービスの提供時に利用している社内ツールに、生成AIを活用したInstagramの投稿案（テキスト）を生成する「AI投稿案生成機能」を追加しました。

本機能は、調査対象のハッシュタグがついている投稿の情報を取得し、特に高い評価を得ている投稿やユーザーの傾向を分析し、投稿案を生成する機能です。分析にはOpenAI社のGPT-4を使用し、分析結果から最適な投稿文を生成します。本機能は常に最新の情報を取得するため、プラットフォームのアルゴリズムに左右されず、調査時点で評価されやすい投稿案を生成することが可能です。

一般的にハッシュタグの調査には「データ収集 → 集計 → 分析 → 投稿文生成」と多くの工程があり、工数もかかります。しかし、本機能は最大200件のハッシュタグを一度に調査し、投稿案の生成まで全てツール内で完結できます。

CINCは今後もビッグデータと自社のテクノロジーを駆使したソリューション、コンサルティングを基軸に革新的なサービスを提供してまいります。

【ご参考】

▼今後の新機能追加予定

・X、Instagram、TikTok、YouTubeを対象にした「全プラットフォーム調査」機能

Instagrtamだけでなく、X、TikTok、YouTube等を対象にした「全プラットフォーム調査」機能を追加予定です。特定のトピックに対して、プラットフォームの垣根を越えてトレンドを調査し、プラットフォームごとに最適な戦略を立案できるようになります。

・ソーシャルメディアプラットフォームの投稿内容を分析する「ソーシャルリスニング」機能

消費者のリアルな声を収集し、プロダクト開発やマーケティング戦略に活用できる機能も追加予定です。