オーガニックセッション数276%、オーガニックCV数157%の成果!オリジナルグッズ業界でトップを目指す、丸井織物「UP-T」のWebマーケティング施策とは

クライアント
丸井織物株式会社
部門
代表取締役専務
業種
製造業
支援内容
さらなる認知拡大と売上アップを目指したSEO支援
担当者
宮本 智行 様
サイト
ECサイト
- SEOコンサルティング
- BtoC
1956年より続く織物メーカー、丸井織物。石川県鹿島郡中能登町に本社を置く同社運営の「UP-T(アップティー)」は、Tシャツやポロシャツ、バッグなどのオリジナルグッズを1点から制作できるほか、サイト上にある「UP-Tマーケット」を通じて販売も行えるサービスです。
2016年の立ち上げ以降、次第に競合サービスが増加し、Google広告への出稿をベースに売り上げの拡大を図っていましたが、さらなる認知向上の必要性を感じてCINCにコンサルティングを依頼。SEOに取り組んだところ、オーガニック検索経由での流入数、CV数が大きく成長し、売上増加にも貢献しました。現在は、グローバル展開、イベント「UP-T FESTIVAL」の運営、ECサイト用のAIチャットボット開発など、創業以来のチャレンジ精神で「UP-T」を軸とした事業拡大に積極的です。
今回は、CINCとの取り組み内容や「UP-T」の今後の展望について、代表取締役専務の宮本智行さんに話をお聞きしました。コンサルティングを担当した、マーケティングDX事業本部 コンサルティング部 楠慎之介も同席しています。
(取材:株式会社CINC、文:株式会社ケーズオフィス、撮影:永山 昌克)
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目次
繊維とITテクノロジーの掛け合わせで、積極的に次世代事業を創出
丸井織物さまの事業内容と、「UP-T」のサービスについて教えてください。
丸井織物 宮本智行さん(以下、宮本)弊社は1956年に石川県鹿島郡鹿島町(現:中能登町)で織物メーカーとしてスタートしました。繊維産業で培った経験と技術を生かしながら、新たな分野のビジネスを展開し、2023年にマルオリグループを設立。現在は主に「衣料事業」「産業資材事業」「IT・新規事業」の3つの事業領域を手掛けています。老舗の織物メーカーから出発して、繊維×ITテクノロジーで次世代事業を創出し、グループ全体で約300億円規模の企業に成長しました。

CINCさんにコンサルティングを依頼した「UP-T」は、2016年に新たに立ち上げた「IT・新規事業」領域のビジネスで、Webサイト上のデザインツールを使って、Tシャツをはじめとしたオリジナルグッズを簡単に作れるサービスです。作成したグッズは最小1個から注文可能で、納期は最短3日、送料無料でお届けします。さらに、「UP-T」のサイトにはユーザーがデザインしたグッズをオンライン販売できるプラットフォーム「UP-Tマーケット」の機能が搭載されているのが大きな特徴です。「UP-Tマーケット」では、アイドル・芸人・タレントなどがデザインしたグッズも販売しています。
オンデマンドでモノづくりができるプラットフォームの魅力は、Tシャツやポロシャツ、バッグ、タオルなどの幅広いジャンルの中からユーザーが低コストで気軽にアイテムを作れる点です。この点が法人企業のお客さまをメインに50個、100個などのまとまった数量を生産しているメーカーさんとは異なり、toCに特化した「UP-T」の魅力と考えています。
「UP-T」を立ち上げた当初は、まだ競合サービスが少なかったため、価格帯・最小ロット数・納品のスピード・送料などが主な優位性となっていました。競合サービスが増えつつある近年においても、ブランド認知度の高さ・オンライン販売機能・有名人とのコラボレーションなど、プラットフォームとしての総合力も含めて評価をいただいています。

「UP-T」はテレビCMもユニークですね。芸人さんとコラボしたCMが印象的でした。現在はオリジナルTシャツなどを制作できるサービスとして多くの方に認知されているブランドですが、CINCにコンサルティングを依頼したのはなぜですか。
宮本コンサルティングのスタートは2021年です。その頃は主にGoogle広告の運用をベースにWebサイトへの集客を図り、「UP-T」の売り上げを伸ばしていた時期でした。広告運用だけでもある程度の成果は出ていたものの、このまま売り上げを伸ばし続けるのは限界があると感じ、さらなる認知拡大に向けて有名人とのコラボレーションやSNSの活用など複数の施策に取り組み始めました。そうした施策の一環として、検索エンジンからの流入を強化するSEOの必要性を感じ、CINCさんに依頼したのが経緯です。
コンサルティングを開始した当時の目標を教えてください。
宮本「UP-T」のプラットフォームとしての認知度を高めるため、オーガニック検索経由でサイトへの流入を増やすことが大きな目標で、そのうちの一施策として注力しているキーワードでの上位表示を目指しました。
サイトのアクセス数が大幅に増加、売り上げにも貢献
目標達成へ向けて、CINCではどのような支援を行いましたか。
CINC 楠慎之介(以下、楠)私がプロジェクトを担当したのは2023年4月からです。注力しているキーワードでの上位表示を目指して、まずは周辺キーワードを獲得する施策をご提案しました。競合サイトが獲得しているキーワードのうち、「UP-T」がまだ獲得していないキーワードを狙って、サイトの内容を充実化させるのが主な施策の内容です。また、SEOの観点で「UP-T」のサイト構造における課題を特定し、一つひとつ改善いただきました。

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コンサルティングによる定量面・定性面の成果をそれぞれ教えてください。
楠ご支援開始当初の2021年と2023年の数値を比較すると、目標としていたオーガニック検索経由での流入数に加え、CV数も大幅に増加しています。オーガニックセッション数の年間合計は276%、オーガニックCV数の年間合計は157%です。定量的に見ると、いずれの数値も大きく伸びていますね。
宮本コンサルティングが始まった当初よりも、サイトへのアクセス数が何倍にも増加しました。また、2021年と比較すると2023年の売り上げは2倍以上に伸びています。SEO以外の施策による効果も含まれますが、CINCさんのコンサルティングによりアクセス数を着実に増やせたことが、売上拡大の一つの要因なのは間違いありません。
定性面でいうと、楠さんは弊社の成果を出すためによくコミットしてくださったと実感しています。日頃から「UP-T」のサイトをこまめにチェックしていて、弊社が改善に取り組むとちょっとした変化にも気づいて声をかけてくださるので、「よく見てくれているな」と安心感があります。それから、定例ミーティングに限らず、状況に応じて柔軟にミーティングを開催してもらえたのもありがたかったです。ちょうど先日も突然順位が下がってしまったキーワードがあったのですが、緊急ミーティングを開催して速やかに楠さんと連携し、リカバリーできました。
楠そうおっしゃっていただけると、コンサルタントとして素直に嬉しいです。丸井織物さまは、CINCが提案した施策に手早く取り組んでくださるので、数値の進捗が良かったのはそのお陰でもあります。順位が下がってしまったときの対策もしやすかったです。
宮本一度は下がってしまった順位も、今では元に戻っただけでなく、むしろ向上しています。お陰様で、コンサルティングを通じて私たちのSEOの知識も増えてきました。
楠宮本さんは、私が担当するお客さまのなかでも、特にSEOに詳しいと思いますよ。
宮本CINCさんに依頼し始めた当初に比べると、この3年ほどでSEOにかなり詳しくなってきました(笑)。コンサルティングを受けるにあたり、弊社側でもSEOを理解してコンサルタントと目線を合わせなければ望むような成果はあげられないと考えて、勉強したんです。

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熱心に取り組まれてきたのですね。「UP-T」のサイトを拝見して、最新技術を積極的に取り入れていらっしゃる印象を受けました。
宮本最近新たに実装した機能もあります。ショップページの閲覧中に表示される問い合わせ用のAIチャットボットは、自社のエンジニアが開発したツールです。以前は他社のチャットツールを導入していたのですが、GPT-4を利用して社内で開発し、現在は自社製品に移行しています。
例えば、こちらのチャットツールに「オリジナルTシャツの最低注文枚数はありますか?」と入力すると、AIオペレーターが「弊社では1枚からオリジナルTシャツの注文を承っております」と回答します。ユーザーからの問い合わせに、AIオペレーターが自然な会話文で回答してくれるんです。

宮本こうしたAIチャットを開発すれば、今後はECサイトを運営する企業へチャットツールを販売し、新たにBtoBのビジネスを展開できます。弊社が次世代事業の創出に取り組む際は、このような考え方で周辺事業に着手しています。
今後も「UP-T」の事業はさらに広く展開していきそうですね。
宮本「UP-T」のブランドはグローバル展開も進めています。越境ECサイトを運営しており、2023年7月よりアメリカでの販売を開始しています。サイトの文章からイメージ画像まで、全てが海外仕様です。アメリカは日本よりもTシャツ販売の市場規模が大きいといわれており、それだけビジネスチャンスがあると考えています。

さらなる売り上げの拡大に向け、将来的には他事業も含めた取り組みを
コンサルティングでは大きな成果が見られ、周辺事業も成長が期待される状況です。今後の展望を教えてください。
宮本SEOの取り組みによってサイトのアクセス数が増加し、売上拡大を実現できました。ただ、現状は“売り上げの踊り場”に直面していると感じています。今後は注力しているキーワードで上位表示を狙う施策に加えて、CINCさんから新たなキーワードを提案してもらう必要があると考えています。
楠そうですね、注力しているキーワードに関しても、まだ対策の余地がありそうです。現状対策しているキーワードと、その周辺のキーワードの上位表示には引き続き取り組みつつ、新たなキーワードの開拓も進めていきます。また、中長期的な視点で申し上げると、丸井織物さまの全社的なマーケティングの強化にも貢献したいです。多数の事業を手掛けていらっしゃるからこそ、将来的には「UP-T」を含むより広い領域でのマーケティングをCINCで支援させていただきたいと考えています。
宮本仰るように、将来的には支援を広げていく方向性も考えられます。その際、CINCさんには弊社の経営方針を理解した上で、任せられる領域についてしっかりと数値を伸ばしていただきたいです。
「UP-T」の最終的な目標としては、オリジナルグッズ業界のトップを狙って、そこから派生したビジネスを展開し、他業界への進出も視野に入れています。例えば最近は、「UP-T FESTIVAL」というアイドルイベントの事業を始めました。アイドルの皆さんとオリジナルグッズは親和性が高いからです。モノづくりの分野に留まらず、今後はエンターテインメントのサービスもどんどん増やしていこうと考えています。

楠トータルでマーケティングをご支援するにあたり、ゆくゆくはこうしたイベント事業にも関わらせていただけたら嬉しいですね。個人的にアイドル文化が好きなので、「UP-T FESTIVAL」に出演するグループもチェックしています。今後ともどうぞよろしくお願いします。
宮本こちらこそ、よろしくお願いします。

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企業プロフィール
会社名
丸井織物株式会社
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1956年設立、石川県鹿島郡中能登町の織物メーカー。繊維×ITテクノロジーで数々の次世代事業を創出し、2023年にマルオリグループを設立。主な事業はオリジナルTシャツ作成サービス「UP-T」、テキスタイルブランド「NOTO QUALITY」、産業資材開発「マルイライフテックラボ」など。
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株式会社ケーズオフィス
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Webライティング専門カンパニー。社員ライターによる自社一貫の記事作成が特徴。コラム記事から取材記事まで、幅広いコンテンツ制作に対応。
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