セッション179%、コンバージョン277%の成果!「GX・脱炭素といえばエナリス」の実現に貢献したオウンドメディアのSEO支援を公開

  • Xアイコン
  • Facebookアイコン

クライアント

株式会社エナリス

部門

営業統括本部 企画統括部 営業企画部 CXプロモーション課

業種

コンサルティング

支援内容

認知拡大を目指したオウンドメディアのSEO支援

担当者

R.A さま、T.S さま、K.H さま

サイト

オウンドメディア

  • コンテンツマーケティングコンサルティング
  • SEOコンサルティング
  • BtoC
  • BtoB

「人とエネルギーの新しい関係を創造し、豊かな未来社会を実現する」をビジョンとして掲げ、電力のサプライチェーンに関するサービスを幅広く展開する株式会社エナリス。近年ではGX(グリーントランスフォーメーション)・脱炭素にも取り組んでおり、社会課題の解決にも貢献しています。

同社では豊富な電力に関するサービスラインナップをより多くのお客さまに届けるべく、Webマーケティングに力を入れています。その一助となるべく、株式会社CINCはビッグデータと精度の高い分析力を活かしたSEOコンサルティング支援を行っています。

今回はCXプロモーション課において、日々マーケティング業務に携わっている3名にお話を伺いました。インタビューには、実際に支援を行っているCINCマーケティングDX事業本部コンサルティング部の古藤豪が同席しています。

(取材・文:株式会社ケーズオフィス、撮影:矢島 宏樹)

CINCの支援事例をまとめて知りたい方はこちら| SEOコンサルティング支援事例集

目次

エナリスさまの事業内容とコンサルティング依頼前の課題

エナリスさまの事業内容と、CXプロモーション課の役割について教えてください。

株式会社エナリス R.Aさん(以下、R.A)弊社は電力の需給管理業務代行の事業から創業したエネルギーの総合ソリューション企業です。需給管理とは、電力を安定的に供給するために、需要と供給のバランスを保つ業務を指します。現在はauエネルギーホールディングス株式会社とJ-POWER(電源開発株式会社)の傘下に入り、電力の小売販売・需給管理だけでなく、脱炭素やGX(グリーントランスフォーメーション)へ貢献する各種ソリューションを提供しています。創業以来培ってきた電力の需給管理ノウハウをベースに、脱炭素・GXを含めた豊富なサービスラインナップで、社会の幅広いニーズに応えられるのが弊社の強みです。

CXプロモーション課では、多くの方に“GX・脱炭素といえばエナリス”と認知していただくために、オウンドメディア「エナリスジャーナル」の運営をはじめとしたマーケティング活動を実施しています。私はCXプロモーション課の立ち上げから携わり、課長としてマネジメントを担っています。

営業統括本部 企画統括部 営業企画部 CXプロモーション課/課長/R.Aさん

株式会社エナリス T.Sさん(以下、T.S)私はCXプロモーション課において、Web関連のディレクション全般を担当しており、Webサイトのコーディングやデザイン業務も並行して担っています。

株式会社エナリス K.Hさん(以下、K.H)CXプロモーション課のメンバーとして、記事やメールマガジンといったコンテンツの制作と配信、SNSの運用などを担当しています。前職で培ったマーケティングのスキルを生かしてジョインしました。

CXプロモーション課の立ち上げ以前は、Webマーケティングにほとんど取り組んでこなかったと伺いました。どのような背景でWebマーケティングに注力するようになったのでしょうか。

T.S当時、弊社は電力の需給管理におけるリーディングカンパニーであり、一時期はWebマーケティングに頼らずとも従来の営業活動だけで受注を獲得できる状況にありました。それゆえにWebマーケティングに予算をかけず、オンラインでの営業活動を避ける風潮が何年も続いていたのです。

営業統括本部 企画統括部 営業企画部 CXプロモーション課/T.Sさん

R.A新電力のサービスが始まった当初は、「電気代が安くなります」と訴求すれば契約が取れたので、Webは営業活動で活用せずに放置していました。ところが、市場に参入する企業が急増して一般家庭にサービスが普及すると、競争の激化により従来の営業活動のみで契約を取るのが難しくなってきて…。それを機に徐々に社内でWebマーケティングが見直されるようになりました。

何か「欲しい」とき、何か「したい」とき、多くの場合私たちはインターネットで調べて検討します。それは対象が電気であっても変わらないはずです。とすればWebというチャネルを放置しているのは大きな損失ですし、Webマーケティングに注力するのは必要不可欠だと考えて、本格的に取り組むようになりました。その一環として、2019年頃にはオウンドメディア「エナリスジャーナル」を立ち上げ、SEOにも注力し始めています。

K.H「エナリスジャーナル」のコンセプトは、脱炭素に関する専門知識を詳細に、かつ分かりやすくお届けすることです。電力や環境について学びたい方がエナリスジャーナルの記事を読めば、脱炭素領域のほとんどの情報を理解できてご自身の仕事に活かせるようになる。結果として、より多くの方に“GX・脱炭素といえばエナリス”と認知していただける。そんなオウンドメディアを目指しています。

営業統括本部 企画統括部 営業企画部 CXプロモーション課/K.Hさん

現在、CINCでは「エナリスジャーナル」のSEO強化を支援させていただいています。当初のオウンドメディア運営ではどのような課題がありましたか。

T.S社内でWebマーケティングに注力する方針が決まると、CXプロモーション課が発足し、「エナリスジャーナル」の運営がスタートしました。そこで課題となったのが、Webマーケティングのノウハウ不足や、少人数体制によるリソース不足です。例えば、特定のキーワードで上位表示を獲得したいのに鳴かず飛ばずの記事があり、改善方法について悩んでいました。その上、SEOのテクニックに関する情報収集や、データの集計・分析作業、施策の改善といったルーティンで手一杯になり、ツールを導入するリソースも足りない状況です。こうした課題に直面していた頃、CINCさんが開催するWebマーケティングのセミナー受講をきっかけに、業務の一部を外に出してみてもいいのではないかと検討するようになりました。

R.Aオウンドメディア運営を始めて、コンテンツの量を増やしてはいるものの、我々のスキルでは発見できない課題があるのではと懸念していました。コンサルティングを受けることで、SEOの知見がある第三者から専門的な目線でアドバイスを受けられる点にも大きな魅力を感じました。

外注先として複数社を検討されていたと思うのですが、CINCに決めた理由があれば教えてください。

T.S最終的には独り立ちできるよう支援いただけるというところに魅力を感じました。弊社としても、将来完全に内製している状態を目指していましたので、そこへ向けて伴走いただけるというCINCさんの提案は渡りに船でした。

R.A商談の際は毎回、実務的なところに加えて熱い思いを伝えていただいていたのですが、そういう定性的な面も含めて信頼できると感じ、CINCさんにコンサルティングを依頼しました。

CINCによるSEOコンサルティングの支援内容

コンサルタントから見て、当時の「エナリスジャーナル」はどのような状況でしたか。

CINC 古藤豪(以下、古藤)初回の提案前に詳細な調査を行った結果、大きく2つの課題が見つかりました。1つはサイト全体のテーマ性です。“脱炭素といえばエナリス”の認知を広める目的に対して、既存コンテンツに脱炭素のテーマが不足している傾向にありました。もう1つの課題はSEOの技術的な部分です。「エナリスジャーナル」には非常に有益な内容のコンテンツが蓄積されているものの、SEOの観点から構造的に改善すべき点が見受けられたので、まだまだポテンシャルがあると感じました。

CINC マーケティングDX事業本部 コンサルティング部 リーダー 古藤豪

「エナリスジャーナル」のSEO強化へ向けて、どのような施策を行いましたか。

古藤:既存コンテンツの中でリライトすべき記事を選定し、具体的な改善のご提案や、流入数に基づいたリライトの優先順位づけなどに取り組みました。コンテンツの改善策としては、すでに流入を獲得しているキーワードと今後流入を獲得したいキーワードを整理した上で、検索ボリュームなどを参考にしつつ、対策キーワードの再設定を行っています。これは潜在的に対策キーワードを上回る流入を獲得できるかもしれないキーワードがいくつも見つかったためです。また、SEOの強化へ向けたtitleタグやh1タグの見直し、内部リンクの設置、アンカーリンクの設置などを実施しています。既存コンテンツのリストを作成し、すべての記事の内容を細かくチェックしながら、コツコツと記事更新を進めていきました。

なかでも注力したのは「脱炭素とは?脱炭素社会実現に向けての取り組みを交えて解説します!」の記事です。こちらはエナリスさまが最も重視するキーワード「脱炭素」の基礎知識を解説する記事なので、数あるコンテンツの中でも流入を増やして検索上位を狙う必要があります。当該キーワードは並みいる競合が鎬を削っていて、難易度が非常に高いです。それゆえ記事単体で上位を獲得するのではなく、関連記事からの内部リンクをつなぐことによって、キーワード「脱炭素」の評価をこの記事に集約する構造を設計しました。実装する際には、アンカーテキストまで細かく提案させていただいたこともあってか、効率よく評価が集約されたという手ごたえがあります。後述すると思うのですが、実際に対策キーワードの順位も上昇しました。

出典:エナリスジャーナル:脱炭素とは?脱炭素社会実現に向けての取り組みを交えて解説します!

一方、コンテンツのライティングに関しては、エナリスさまにご対応いただきました。社内に高品質な記事を執筆できる体制が整っていたので、リライトで改善すべきポイントをお伝えして、コンテンツのブラッシュアップはまるきりお任せしていました。

「エナリスジャーナル」のコンテンツを拝読して、内容の専門性の高さに驚きました。こちらはエナリスさまが社内で執筆されているのでしょうか。

K.Hオウンドメディアの立ち上げ当初は、外部ライターにコンテンツ制作を全面的に頼って作成しようとしていたこともあります。ただ、社内の広報や専門部署に記事のファクトチェックを依頼したところ、脱炭素に関する情報の誤りを少なからず指摘されてしまって…。そこでコンテンツ制作の委託先に電力に関するレクチャーをしたり、ときに脱炭素の知識を一緒に学んだりしながら、記事制作に取り組むような体制に変更しました。

T.S分からないことがあれば一つひとつ調べて、地道な作業を繰り返しながらコンテンツを制作しています。専門知識を学びながら執筆し、社内で厳しいファクトチェックを行うので、制作に時間がかかり短期間での量産は難しい状況です。知識量が増えても制作が劇的に早くなるわけではありません。SEOで成果をあげるには良質なコンテンツを一定以上量産する必要があると理解してはいるものの、クオリティを考慮すると今以上のスピードアップは難しい…。もちろんSEOの成果も重要ですが、やはり読者目線で良質なコンテンツを提供したい想いが強くあります。

K.H競合調査で検索上位の記事を読んでいると、情報の誤りが見つかる場合があります。「エナリスジャーナル」の発信では、ファクトチェック不足による誤りを避けたいと考えています。単に検索上位を獲得するだけに留まらず、会社として正確な情報を読者に提供したいです。

R.A業界のリーディングカンパニーとして、オウンドメディアで発信する情報に責任を感じています。だからこそ、社内の専門家によるファクトチェックを重視し、些細な言い回しにまで配慮しながらコンテンツを制作しています。制作のスピード感に課題意識を持ちつつも、今後も慎重に発信を続けていくつもりです。

CINCのSEOコンサルティングを詳しく知りたい方はこちら | サービス説明資料ダウンロード

セッション数179%、コンバージョン数277%!「GX・脱炭素といえばエナリス」の実現に貢献

コンサルティングによってどのような成果が見られたのか教えてください。

古藤月間セッション数は、コンサルティング開始前の2023年9月時点と比較して、2024年9月時点で154.4%の増加という大きな成果が見られました。なお、季節的な要因から流入数が最大となった2024年7月時点との比較では、179.1%の増加となっています。

月間セッション数の推移

古藤月間コンバージョン数(=お問い合わせ)に関しても、コンサルティング開始前の2023年9月時点と比較して、2024年9月時点で238.5%の増加となりました。こちらも同様に、季節的な要因から数値が最大となった2024年7月時点と比較すると、276.9%の増加となっています。

一方で、リライトしたコンテンツへの流入増加とともにCVが向上している状況です。エナリスさまの事例では、コンテンツの品質の高さが一つの要因として考えられます。上位表示によって多くの方に良質なコンテンツを読んでいただけた結果として、CVにつながったのではないかと推察しています。

月間コンバージョン数の推移

古藤最も上位表示させたかった「脱炭素とは?脱炭素社会実現に向けての取り組みを交えて解説します!」の記事は、検索結果の圏外から大幅に順位が上昇し、1ページ目に表示されるようになりました(2024年12月現在)。「脱炭素とは」は、“GX・脱炭素といえばエナリス”を実現するためにぜひ押さえたいキーワードであり、かつ競合に省庁や大手企業が多い難度の高いキーワードですから、非常に大きな成果だといえます。

T.Sリライトの作業はコンテンツを新規作成する場合と同等の工数がかかり、想像以上の苦労でした。実際に成果が出るまでは「こんなに大変なのに順位が上がらなかったらどうしよう…」と不安もありました。だからこそ、それまで鳴かず飛ばずだった記事が上位表示されはじめときは本当に嬉しかったですね。「脱炭素とは」というキーワードで1ページ目に表示されることが、いかに難しいことか身に染みてわかっていただけに、リライトでここまで大きな成果が出るとは驚きました。

K.H順位が圏外ですから、リライト前は全く読まれていないに等しい状況でした。いくらSEOのプロからアドバイスを受けても、まさか10位以内まで順位が上がるとは……正直、侮っていました。この場を借りてすみませんでした(笑)。

古藤いえいえ(笑)。先ほどお話いただいていた通り、エナリス様のコンテンツ制作のレベルの高さがあってこそだと思います。新記事制作と遜色ない工数と熱意でリライトいただいた賜物ですね。

R.AWebマーケティング経由で問い合わせが増加し、経営層からも「すごいね」と声をかけられました。今後も会社全体で喜びを分かち合えるような成果を出したいです。

Web集客のお悩みをご相談したい方はこちら | まずは無料で相談

コンサルティングを受けて、当初のWebマーケティングの課題は解決されましたか。

T.S競合調査からSEOの知見の共有まで幅広い支援を受けて、ノウハウやリソースの課題が大幅に改善されました。今では日々のマーケティング業務に追われずに済む開放感を味わっています(笑)。

K.Hもしもコンサルティングを受けていなかったら、今の「エナリスジャーナル」はなかったと思います。CINCに依頼した当時は、流入の大部分を支えていた記事が低迷し始めていたので、あのまま自分たちだけで運用していたら、新たなコンテンツを制作しても流入を伸ばせない状況が続いていたかもしれません。また、今回の成果として「脱炭素とは」というキーワードで上位表示を獲得できたことは、“脱炭素といえばエナリス”の実現に大きく近づけた、という数字以上に大きな価値があると実感しています。

R.Aここまでの取り組みで「エナリスジャーナル」のユーザー数は増加したものの、“GX・脱炭素といえばエナリス”の認知度に関してはまだ伸びしろがあります。今後はWebマーケティングで強烈なインパクトを残せるよう、オウンドメディアをさらに強化したいです。「エナリスは社会のためになるソリューションを提供する会社」「エナリスはお客さまに寄り添ったご提案ができる会社」と、会社の良いところを多くの方に知っていただきたいと考えています。

今、社内ではより多くの方にエナリスの魅力を知っていただくために、会員制サイトのリリースへ向けて取り組んでいます。そこでCINCさんのサービスである「常駐型コンサルティング」による支援の一環として、サイトを立ち上げる部署のサポートを新たに古藤さんに依頼することになりました。

T.S会員制サイトが完成したら、最終的にはCXプロモーション課が運営を担います。そこまで見越して、ぜひ古藤さんに支援していただきたくてお願いしました。

オウンドメディア「エナリスジャーナル」と会員制サイトをつなぐカスタマージャーニーマップ:CINC古藤作成

古藤今後の「エナリスジャーナル」は、裾野を広げて会員制サイトへ人を呼び込む役割を担うので、これまで以上に重要なオウンドメディアになりますね。引き続き、オウンドメディアと会員制サイトを結びつけて成果につなげる設計や、メディアとしてのさらなる信頼性向上などを支援させていただきます。運営するサイトが相乗効果を生み、より多くの方に“GX・脱炭素といえばエナリス”を知っていただくために、これからも伴走してまいります。

Web集客のお悩みをご相談したい方はこちら | まずは無料で相談

CINCのSEOコンサルティングサービスページ | SEOコンサルティング・SEO対策代行サービス

企業プロフィール

会社名

株式会社エナリス

ABOUT

需給管理業務代行の事業から創業したエネルギーの総合ソリューション企業。脱炭素領域において「オフサイトPPA」「非化石証書代理購入」「再エネアグリゲーション」をはじめとした社会のニーズに応える多彩なソリューションを提供。企業の脱炭素の課題解決を幅広く支援している。

記事執筆者

NAME

株式会社ケーズオフィス

ABOUT

Webライティング専門カンパニー。社員ライターによる自社一貫の記事作成が特徴。コラム記事から取材記事まで、幅広いコンテンツ制作に対応。

この記事をシェア
Xアイコン
Facebookアイコン

資料ダウンロード

サービス説明資料や調査レポート、
ノウハウ資料を無料でダウンロードいただけます。

資料をダウンロードする

ご相談・お問い合わせ

デジタルマーケティングに関するご質問やご相談など、
お気軽にお問い合わせください。

まずは相談する