子会社のCINC Capital、生成AIを活用したM&A仲介マッチングシステム「CAMM DB」のOCR機能をアップデートし、資料作成を自動化。

株式会社CINC(本社:東京都港区、代表取締役:石松友典、以下CINC)の子会社である株式会社CINC Capital(所在地:東京都港区、取締役 執行役員社長:阿部泰士、以下CINC Capital)は、CINCの持つデータ収集技術やデータ分析の知見を活かしたM&A仲介事業を実現すべく、事業開始当初よりシステムの開発に注力しています。今回は、生成AIを活用した社内用M&A仲介マッチングシステム「CAMM DB(キャムディービー)」に搭載されているOCR機能をアップデートしました。決算資料・総勘定元帳・固定資産台帳から、資料作成に必要な情報を最適なフォーマットで出力、対象企業の企業概要書などの資料を自動で作成できるようになりました。これにより、譲渡検討企業1社あたりの資料作成に要する時間が1/5に削減できる見通しです。
▼資料作成自動化の概要
M&Aアドバイザーは各種書類を見ながら必要箇所を自身で読み解き、手作業で資料に転記することが多く、資料作成には1社あたり平均20時間ほどかかります。また、アドバイザーの経験値によって、作業に要する時間が大きく異なるため、習熟度によっては20時間以上かかることもあります。
今回アップデートしたOCR機能は、書類の検索性が向上し、出力されたデータをエクセルおよび資料に直接転記できます。属人性を排除して作業時間を削減することで、譲渡検討企業を譲受候補企業に提案するまでのリードタイムを大幅に短縮することができます。
今後もCINCならびにCINC Capitalは、テクノロジーとマーケティングの知見をもとに、顧客の利益の最大化に尽力してまいります。
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