2025.03.27
子会社のCINC Capital、生成AIを活用したM&A仲介マッチングシステム「CAMM DB」に譲渡企業と譲受候補企業のマッチング度合い判定機能搭載のお知らせ

株式会社CINC(本社:東京都港区、代表取締役:石松友典、以下CINC)の子会社である株式会社CINC Capital(所在地:東京都港区、取締役 執行役員社長:阿部泰士、以下CINC Capital)は、CINCの持つデータ収集技術やデータ分析の知見を活かしたM&A仲介事業を実現すべく、事業開始当初よりシステムの開発に注力しています。今回は、生成AIを活用した社内用M&A仲介マッチングシステム「CAMM DB(キャムディービー)」に、数百社ある候補企業間とのマッチング度合いを個別で判定する機能を搭載しました。この機能により、従来、アドバイザーが1社1社目視で確認することで約3日を要していた譲受候補企業のリスト作成時間が、約1時間に短縮できる見通しです。
▼マッチング度合い判定機能の概要
M&A仲介の支援にあたり、CINC Capitalでは譲渡検討企業に対し相性が良さそうな企業やシナジー効果が見込めそうな企業を約300社程度選定した「ロングリスト」を作成します。従来はロングリストの作成を手作業で行っており、譲渡検討企業1社に対し約3日を要することに加え、リストの精度が属人的であることが課題でした。
本機能は、譲受候補企業となり得る企業を、譲渡検討企業のニーズに沿った形で絞り込みます。その後、譲渡検討企業および絞り込まれた全ての譲受候補企業の会社概要や業界、シナジー理由を、生成AIおよびクローリングの技術を用いて抽出します。抽出したデータをもとに、譲渡検討企業と譲受候補企業のマッチング度合いを複数の観点から判定し、最終的にロングリストを約300社程度に絞り込みます。これにより、譲渡検討企業は理想的な譲受候補企業と出会えるまでのリードタイムを短縮できます。
今後もCINCならびにCINC Capitalは、テクノロジーとマーケティングの知見をもとに、顧客の利益の最大化に尽力してまいります。
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