「ChatGPT Team」の全社導入後アンケートの結果に関するお知らせ

株式会社CINC(東京都港区 代表取締役社長 石松友典、以下 CINC) は、生成AIをいち早く取り入れて事業の競争力を高め、顧客への提供価値を最大化すべく、AIプロジェクトを推進しています。この取り組みの一環として、2025年1月に「ChatGPT Team」を全社で導入しました。導入後のアンケートでは、回答者の71.4%が「毎日使用」していると答え、「提案・商談に向けた事前調査」「コーディング・実装」「文書、資料作成」などの業務工数の削減に役立っているという声が多数となる結果が得られました。
近年、生成AIが急速に進化し、私たちの生活やビジネスに大きな影響を与えています。
CINCでは、こうした新しい技術をいち早く取り入れて事業の競争力を強化し、顧客への提供価値の最大化をすることが最重要であると考えています。
テクノロジーを活用したマーケティング支援を得意とするCINCでは、以前から開発本部以外の各部門にも元SEなどの背景をもつ技術に詳しい人員を配置し、各部門の困りごとを技術で解決する取り組みを行ってきました。この体制をもとに、新たにAIプロジェクト推進責任者を据え、全社のAIプロジェクトチームを組織し、業務の自動化やツール開発を加速させることとしました。
この取り組みの一環として2025年1月にChatGPT Teamを全社で導入し、2月からは有効活用を促進するための勉強会を実施しています。ChatGPT Team導入後のアンケートでは、回答者の71.4%が「毎日使用」していると回答しました。使用によって得られるメリットとしては「提案・商談に向けた事前調査」「コーディング・実装」「文書、資料作成」などの業務工数の削減に役立っているという声が多数となる結果が得られました。
今後は、継続的な社内勉強会の実施によるリテラシーの向上、ChatGPT以外の生成AIの全社導入、新規導入する生成AIのパイロットチームの組成・テスト・普及に取り組んでいく予定です。
CINCは今後も、自社のテクノロジーを駆使したソリューションの開発と提供を通じてクライアントの利益最大化に取り組んでまいります。
<ご参考>
導入後のアンケート結果(一部詳細)
結果1:使用頻度
回答者の71.4%が「毎日使用」、21.4%が「週に数回使用」と答えており、大多数が頻繁に利用していることが分かりました。
結果2:利用のメリット
利用メリットとして挙げられたものは、「作業時間・工数削減」が最も多く、具体的な内容としては、「提案・商談に向けた事前調査」「コーディング・実装」「文書、資料作成」が挙げられました。次いで「アウトプットの質向上」「思考整理・アイデア創出」などが挙げられています。
結果3:活用方法やTips
ChatGPT Teamの活用法や利用を通じて得たTipsを聞く質問では、自身の業務の一部を代わって遂行してもらう「実務での活用」に言及する回答が最も多く、次いで「効率的なプロンプトの工夫」「思考整理・アイデア創出」「コード・ドキュメント作成」に関する回答が多い結果となりました。
具体的には以下のような活用方法・Tipsが挙げられました。
① 効率的なプロンプトの工夫
- ChatGPTにプロンプトを考えてもらう
- 「反対に必要な情報を質問して」と依頼する
- 「条件を満たすまで出力し直して」と指示する
- WordやExcelなど出力したいフォーマットを指定して指示を出す
② 思考整理・アイデア創出
- GPT上に架空の人物を作り、会話させると多様な視点が得られる
- 企画やインタビューの壁打ち相手として使う
- アウトプットのイメージが湧かないときのたたき台作成
- 企画の0→1やブラッシュアップの相談
③ コード・ドキュメント作成
- GPTにコードのセルフレビューをしてもらう
- Excelやスプレッドシートの関数エラーのチェック
- チャット履歴をTIPSとして活用
④ 実務での活用
- 言い回しのアレンジをしてもらう
- 課題ごとに質問し、プロジェクトで管理するとTIPSとして蓄積できる
⑤ その他の活用方法
- 複数モデルにタスクを投げて違いを比較
- o1でプロンプト作成、o3-miniで実行
- 音声入力の活用