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生成AIを活用したナレッジマネジメントツール利用開始のお知らせ

生成AIを活用したナレッジマネジメントツール利用開始のお知らせ

マーケティングのツールとコンサルティングサービスを提供する株式会社CINC(本社:東京都港区、代表取締役社長:石松友典、以下CINC)は、生成AIを活用した社内向けナレッジマネジメントツールを開発し、利用を開始しました。本ツールは2024年7月に企画を開始し、8月にユーザーの質問に対してAIが社内ナレッジをもとに回答するチャットボットを開発しました。その後、回答精度の検証を進め、この度、実用に耐えうると判断されたため社内での利用を開始しました。

▼ツールの概要

本ツールは、過去の案件をもとにしたAIチャットボットです。過去の案件をデータベース化し、そのデータベースをもとにAIがナレッジを生成します。ユーザーはチャットを通じて質問をすることで、いつでも短時間で回答を得ることができます。AIが生成する回答は、CINC独自の技術でナレッジ化された情報をもとに生成されます。さらに、質問内容と回答、回答に対する評価を集計する仕組みも備えており、ツールの改善に活かすことができます。

 

▼期待するメリット

本ツールの強化、活用によって、生産性向上・サービス品質の均質化・向上を図ります。また、複数の案件のデータを横断的に確認し、そこからナレッジを抽出できるため、経験豊富なセールスやコンサルタントも認識できていなかったナレッジを新たに得ることもできると考えています。

▼今後の展望

・ユーザーインターフェースの利便性向上

社内での利用状況を詳細にモニタリングし、ユーザーからのフィードバックをもとに操作性を改善します。具体的には、操作時間の短縮率やユーザーエクスペリエンスに対する満足度を測定し、利用効率の向上を目指します。

・検索精度のさらなる向上

蓄積されたナレッジデータの検索結果精度を検証します。具体的には、検索結果の関連度合い(精度)や検索時間を指標とし、ユーザーが必要な情報に迅速にアクセスできるよう最適化を図ります。

・ナレッジデータの更新サイクル最適化

ナレッジの有効性を維持するため、データの更新サイクルを最適化します。AIを活用してデータの鮮度や有用性を測定し、有用性が低いと判断されたナレッジの自動アーカイブ化や更新の提案、新規データの自動更新機能の導入を検討しています。

 

CINCは今後もビッグデータと自社のテクノロジーを駆使したソリューション、コンサルティングを基軸に革新的なサービスを提供してまいります。