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【オープン社内報】「知らない」「わからない」を適切に解消することで仕事の生産性を上げるー経営管理本部 本部長 雨越ー

【オープン社内報】「知らない」「わからない」を適切に解消することで仕事の生産性を上げるー経営管理本部 本部長 雨越ー

経営管理本部 本部長の雨越です。毎週月曜に経営陣が持ち回りで社員向けに発信しているメッセージをオープン社内報としてシェアします。

今週は、知らないことを「知らない」と言える重要性についてお話しします。

 

みなさんは、会議中に「理解が追いつかない」「知らない」ことが出てきた経験があるでしょうか。

そのときに不明点を明確にするために「〇〇とはどういうことですか」「〇〇について説明いただけますか」と、議論を止めてまで、質問するべきなのかどうかと躊躇したことがあると思います。

しかし、知らないことを知らないままの状態にして、議論が進んでしまうと2つの理由で仕事の生産性が低下する恐れがあります。

 

①会議で一言も発言ができず、価値を提供できない

会議で知らないことを放置してしまうと、展開されている議論の内容に対して理解が追いつかなくなります。そのため、会議で一言も発言できず、会議に出席していないと同様になってしまい、生産性が低下してしまいます。

②プロジェクトにおいて手戻りが発生してしまう

理解が追いついていない人がいると、プロジェクトが進捗した時に、後になって認識の齟齬が生じてしまう恐れがあります。その結果、再度、会議で認識のすり合わせが必要になり、手戻りが発生してしまう恐れがあります。

 

以上の理由より、「わからないところ」は「わからない」と発言することで認識のズレを無くし、仕事の生産性を上げる必要があります。

しかし、何でも知らないことを「知らない」と会議で発言すればよいかというとそうではありません。なぜなら、会議を逐一止めてしまい、議論が円滑に進まないからです。

そのため、議論の場で聞くべき事とそうではないことを分けることが重要です。「調べればわかること」は自分で調べ、「調べてもわからないこと」を会議の場で認識をすり合わせましょう。

 

①調べればわかること

調べることで理解ができるような言葉を指します。知識や知見がないことに対しては、自ら検索し、理解することができるため、会議で議論を止めて認識の齟齬を取る必要はありません。

②調べてもわからないこと

同じ言葉でも人によって解釈が異なる可能性がある言葉、業界や社内特有の言葉が当てはまります。抽象的な表現は、人によって解釈が異なり、認識の齟齬が生じる可能性があるため、会議の場で認識をすり合わせる必要があります。

以上のことに留意しつつ、「知らない」「わからない」を適切に解消することで仕事の生産性をあげていきましょう。

 

それでは今週もよろしくお願いします。

 

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