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【オープン社内報】幅広い知識の獲得が最適な選択とイノベーションを生む ー毎週月曜のメッセージ ソリューション事業本部 推進部 部長 間藤ー

【オープン社内報】幅広い知識の獲得が最適な選択とイノベーションを生む ー毎週月曜のメッセージ ソリューション事業本部 推進部 部長 間藤ー

ソリューション事業本部 推進部 部長の間藤です。毎週月曜に役員が持ち回りで社員向けに発信しているメッセージをオープン社内報としてシェアします。

私の過去の経験も踏まえ、「幅広く知識を獲得する重要性」についてお話しします。

20代前半のころ、専門性の無さに不安を覚え、スペシャリストで活躍する方々に漠然と憧れていた時期がありました。そう考えるようになったのは、当時、お世話になっていた方に言われた一言がきっかけでした。
「自分にラベルを貼るとしたら、何と記載する?」と聞かれたのです。
返す言葉が見つかりませんでした。所属していた企業では企業向けの企画や提案資料を作る仕事をしていましたが、いざ「お前は何者だ」と問われると答えられなかったです。

あらためて、将来のキャリアや身に着けたいスキルを考え、たどり着いたのはモバイル広告の効果を最大化させるプロフェッショナルになることでした。そこから私は外部の講習に通ってPhotoshop、illustrator、flashなどAdobeのアプリケーションの使い方を学び、広告の制作から効果改善まで一括で行えるスキルを身に着けました。

今はジョブ型雇用など特定の経験やスキルが求められる制度も世の中に広まってきていますが、一方で本当にやりいたことが分からない人も多いと思います。またコロナ渦で市場の変化が予測できない状態でもあり、大半の人は特定のジャンルを極め、成功を収める難易度が高くなっています。

そこであらためて考えるのは「幅広く知識を獲得する重要性」についてです。
メリットは大きく2つあります。

1つ目は、はじめての状況でも対応できる力が身につくことです。
はじめて取り組む仕事に対して、これまで獲得した知識を抽象化し、適用することで乗り越えやすくなります。あらたに得た知識や経験はモデルや施策としてストックしておきましょう。

2つ目は、他分野の知識がイノベーションを生むきっかけになることです。
一見関係がなさそうな知識の組み合わせが相乗効果を生んだり、オリジナリティがある考え方に繋がったりします。

この2つが柔軟性を持った最適な選択を可能にし、自分自身のアップデートのきっかけになります。

では、これから具体的にどのような知識を学ぶべきかお伝えします。
私は業務に関連する事象、好きなこと、学びたいことだと考えています。

私で言えば、業務に関連することは、マネジメントやマーケティングについて、好きなことはデザイン、学びたいことはスポーツビジネスがあたります。

不確実性の高い現代では、一見、関連性が低い知識でもいつか業務の延長線上で結びつく可能性が多いにあります。その代表例はアップルの創業者スティーブ・ジョブスの事例でしょう。彼が大学を中退して学んだカリグラフィーの知識は、Macに美しい書体を採用することに繋がったという話は有名です。

デジタルマーケティングの業界で働いていると、スペシャリストにならなければという考えになりがちです。しかし、特定の領域のスペシャリストにならなくとも、幅広い知識を得て、それらを独自に組み合わせることでオリジナリティが生まれ、それを持ってスペシャリスト化していくことも重要です。それは世の中の変化へ対応するスピードを上げ、豊富な解決策を生み出せる力です。

ぜひみなさんも一見、業務に関係なさそうな領域の知識であっても積極的に学んでいきましょう。

それでは今週もよろしくお願いいたします。

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