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【新機能】Keywordmap for SNS「獲得経路別レポーティング機能」実装のお知らせ

【新機能】Keywordmap for SNS「獲得経路別レポーティング機能」実装のお知らせ

株式会社CINC(東京都港区 代表取締役社長 石松友典、以下 CINC)は、自社で開発・提供するソーシャルメディアの分析・運用ツールKeywordmap for SNSに、Twitterマーケティングのレポートを1クリックで生成する獲得経路別レポーティング機能を実装しました。通常投稿経由・広告投稿経由などの獲得経路別のレポーティングが可能になるため、Twitter運用担当者の手間を削減し、業務効率化を実現します。

 

▼ 開発背景

2022年4月施行の改正個人情報保護法によりCookie規制が強化され(※1)、広告におけるユーザーターゲティングが難しくなる中、企業はマーケティング活動において大きな影響を受けることになります。

広告ターゲティングに依存しない集客手法の一つとして挙げられるのがSNSの活用です。これは、ユーザーとSNS上で繋がることで、商品認知や商品理解を深めてもらい、興味関心を持ってもらう手法です。中でも拡散性が高い手段として用いられているのがTwitterであり、マーケティング担当者の重要な業務のひとつになっています。

しかし、Twitter運用においては、様々な成果指標があり、データ取得や集計・分析・施策立案に多くの時間を要するという課題があります。

Twitterには通常のツイート投稿と広告投稿の2種類の投稿形式があります。投稿形式毎に反響数を集計することでより正確な検証が可能となりますが、Twitterの管理画面では、投稿種別の集計をすることができないため、レポーティングの際に、都度データを加工するなどの手間が発生します。結果、データの整理や加工に時間を要し、肝心な効果検証が十分にできず、Twitterを有効活用できていないという現状があります。

今回リリースした「獲得経路別レポーティング機能」は、こうした通常投稿と広告投稿の効果を分けて集計できるため、正確かつスピーディーに効果測定を行い、運用の効率化・より正確な戦略決定につなげることができます。

※1:CookieとはWebサイトを訪れたユーザー(ブラウザ)を識別する仕組みです。Cookieによって、訪問したWebサイトの情報が一時的にパソコンやスマートフォンに蓄積されるため、企業はこれらの情報を手がかりに、広告の配信先を選定することがあります。一方で近年、個人情報保護の観点から、Cookie利用に制限がかけられるようになり、Cookieを活用した広告のターゲティングが難しくなってきています。

 

▼ 機能概要

  • 「獲得経路別レポーティング機能」とは

本機能は、Keywordmap for SNSに連携されているTwitterアカウントの成果レポートを獲得経路別に作成する機能です。

  • レポーティング出力対象の選択肢
    • すべて(通常投稿+広告投稿の合算結果)
    • 通常投稿のみの結果
    • 広告投稿のみの結果

Excel形式でダウンロードし、数値レポートの作成にご活用いただけます。

  • レポートの内容
    • 成果レポート
    • 目標実績サマリーレポート
    • 日時推移レポート
    • 投稿一覧
    • エンゲージメントの高い投稿上位3つ
    • エンゲージメントの低い投稿下位3つ
  • 「成果レポート」イメージ

各種Twitter運用目標を集計する「目標管理」機能と連動し、フォロワー数、インプレッション数、エンゲージメント数などの主要KPIの実績もレポートされます。その他、日時の推移や月次比較など、用途に応じたさまざまな指標で集計できます。 ※一部データについては、アカウント連携以降の数値が反映されます。  ※インプレッションを始めとするエンゲージメントデータの出力は、Twitter Analyticsをアップロードする必要があります。

 

CINCは今後も、自社のテクノロジーを駆使したソリューション開発と提供を通じてクライアントの利益最大化に取り組んでまいります。

 

<ご参考>

Keywordmap for SNShttps://keywordmap.jp/sns/

​Twitter上のデータを収集し、特定のキーワードやハッシュタグ(#)に関連するデータを、短時間で多種多様な形式で集計、分析することができます。