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【20卒内定者】「ベンチャーに行くだけで成長できるわけじゃないんだ」 ~CINCで半年間インターンをしてわかったこと~

【20卒内定者】「ベンチャーに行くだけで成長できるわけじゃないんだ」 ~CINCで半年間インターンをしてわかったこと~

みなさん、こんにちは。

CINCの20卒内定者、Satomi.Wです。

本日は「CINCで半年間働いてみてわかったこと」をテーマに、私の経験を通じて「ベンチャーで働くとはどういうことか」をお伝えしたいと思います。

そもそも、私が誰かをご存知の方は少ないと思うので、まず簡単に自己紹介をさせてください。

都内大学に在籍している大学4年生であり、CINCの内定者です。

ちなみに出身は新潟県新潟市、好きなスポーツはバスケットボールと自転車です。

現在は、大学2年次の冬から長期インターンとして勤務している会社でEC関連の業務を行うかたわら、CINCでもインターンで週に2日、広報業務を担当しています。

 

==Topic==

なぜCINCでインターンを始めたのか

実際にCINCで働いてみて大変だったこと

半年後に私に起きた変化

ベンチャーだから成長できたのか

今後私がCINCで目指す姿

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なぜCINCでインターンを始めたのか

まず、すでに他社でインターンをしていたにもかかわらず、なぜCINCでインターンを始めたのかをお話しします。

理由は二つあります。

①CINCのことが好きすぎたから

CINCには「こんな大人になりたい」と思うようなカッコいい社員の方がとても多く、私は就活を通じてCINCのことが大好きになりました。そのため、「一日でも早く一緒に働きたい」と思い、インターンを希望しました。

②新卒で入社する前に考え方・マナーを学びたかったから

以前働いていた会社ではインターンが約200名ととても多く、考え方やマナーで求められるのは学生レベルにとどまっていると感じていました。

CINCに入社したら1日も早く自立して会社の成長に貢献したいのに、入社時点でマナーや考え方といった社会人の基礎を教わるのでは遅すぎます。早く一人前になりたい思いが強かった私は、学生のうちにインターンを始めて実務を学びたいと考えました。

 

実際にCINCで働いて大変だったこと

成長への期待を胸にインターンを開始したのですが、CINCで働くことは想像以上に大変でした。

実際に大変だったことは二つあります。

①変化が激しい

まず一つ目。先週取り組んでいたことが、今週にはアップデートされているということがよくあり、目まぐるしい日々が続きました。

私はこれまで、「変化するか否か」の選択を求められたときに、「変化しない」と決めることが多くありました。これは、変化によって自分が築いてきたことが無になるような感覚を捨てられなかったためです。

そんな私にとって、常に変化する環境でアップデートに対応しつづけることは、初めはとても大変でした。しかし、これはCINCがより良い結果を出すためにフットワーク軽く動いていけることの裏返しでもあるので、今後変化に素早く反応できるように成長していきたいです。

②「なぜ」を考えることが多い

次に二つ目。勤務中は常に「なぜ」を問われました。

日々の業務では「目的は?」「なぜするのか?」「この意図は?」と問われることが多く、これまでフィーリングで動いていた自分にとってはかなり新鮮で、目的を常に考えつつ業務にあたることは大変でした。

めまぐるしい変化に対応できない自分、すぐに考えを口にできない自分が悔しくて、帰り道で泣くこともありました。

しかし、悔しくて泣くほど難しい課題に挑むことが少なくなっていた私にとって、入社前に大きな壁にあたることができたことは、むしろ前向きにさせてくれる経験でした。

そうした悔しい思いをしながらも、私がめげずに頑張れた理由はCINCの「人のかっこよさ」にあると思います。いつも優しく、真剣にメンターとして私に向き合ってくださるYuina.Wさんをはじめ、すれ違いざまに挨拶すると明るく返してくれる方、「電話対応良くなったね…!」と直接ほめてくれる方…と、CINCには将来の目標にしたい社員の方がたくさんいました。

半年で私に起きた変化

CINCで半年間働いて、私に起きた変化は大きく二つあります。

①「なぜ」を考える癖がついたこと

これまで私は、言われたことや、目の前で起きたことをそのまま事実として受け入れ、理解した「つもり」でいることが多くありました。

しかし、CINCでの半年を経て「なぜ○○なのか」「なぜ○○をするのか」など、物事の理由や背景を考える癖がつきました。まだまだ先輩方のように深く掘り下げて思考することできていませんが、新たな視点を持てるようになったことは、私にとって大きな変化でした。

②「自分はまだまだ足りない」と気づいたこと

加えて、これまで比較的恵まれた環境で生活してきた私は、大きな失敗をすることもほとんどなく、お恥ずかしい話ですが、「自分でたいていのことはできる」と思っていました。

しかしこの半年で、「まだまだできないこと、知らないことがたくさんある」と再認識しました。

高校まで続けていたバスケットボールから離れて以来、悔しい思いをすることが少なくなり、近頃は自信過剰になっていたと思います。それがいい意味で打ちのめされ、成長への糧を得られたと感じています。「無知の知」という言葉がありますが、自分の実力を知り、成長への意欲をさらに強く持てるようになりました。

こうした二つの変化が、半年間で得た成長だと感じます。

 

ベンチャーだから成長できたのか

誤解を恐れずに言うと、私が成長できたのは「ベンチャーに入ったから」ではありません。

新卒では「成長したいから」「裁量権をもらえるから」ベンチャーに行きたい、と考える人が多いと思います。恥ずかしながら、私も成長や裁量権を求めてCINCへの入社を決めた部分があります。しかし、私がこの半年間で感じたのは「環境は人が変わるきっかけをくれるにとどまる」ということです。実際に成長していくには自分自身の努力が必要だと感じています。

私が考える、半年で変化できた理由は二つあります。

①常にメンターのYuina.Wさんが考えるきっかけをくれたから

一つ目は、CINCの環境にあります。出社すると、Yuina.Wさんは30分に1回は「どうしてこう思った?」「なんでこうなるんだろう?」と考えるきっかけをくれました。初めは、困惑して答える前に口ごもりがちでしたが、次第に「ここは絶対に理由を聞かれるな」と自ら考えるようになりました。

②毎日「なぜ?」を考える時間をつくったから

二つ目は、自分自身で工夫して動いたことにあります。元々、物事の背景を考える癖がなかった私は、「どうしてこう思った?」に答えるために、「なぜなぜタイム」をつくりました。

具体的に説明すると、シャワーを浴びる時間内は、絶対に今日起こった出来事の理由や背景を考える、というものでした。小さなステップですが、毎日30分、半ば強制的に考える時間を確保することで私の「なぜ」を考える速度は上がったと感じています。

その結果、半年前は質問されるたびに間が空いてしまっていましたが、今ではYuina.Wさんと比較的スムーズに議論ができるようになってきました。

 

来年の4月までに目指す自分の姿

半年前、私は社会人の基礎レベルの考え方・マナーを身につけるためにインターンを始めました。これに関しては、少しずつではありますが身に付いてきているように感じます。

そのため、今後は「アウトプットの向上」「期限の厳守」等、質にも気を配りつつ業務を遂行していきたいと思います。

 

ベンチャーで働くことは想像していたより大変で、「ベンチャーに入社する=成長できる」ではないことがこの半年でわかりました。

日々の業務の中で楽しいと感じる場面は多々ありますが、自分のふがいなさに悔しさを覚えることも同じくたくさんあります。

その中でも「この人たちと一緒に成長のために努力したい!」と思える社員の方がCINCにはたくさんいます。悔しい思いをしつつも成長を追い続けられる方と一緒に働ければ幸いです。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。