2020.11.19
【21卒内定者】人の行動をマーケティングで科学したい
2019年度卒より新卒採用を実施しているCINC。
新卒三期生となる21卒内定者インタビューを順にお届けしています。
今回はKenta.Iに自身の就職活動やCINCに入社を決めた理由を語ってもらいました。
#天の邪鬼
私を表すハッシュタグは#天の邪鬼です。
「天の邪鬼」とは人に逆らおうとする偏屈者やひねくれ者といった意味があり、どちらかというとネガティブなイメージを持つ方もいるかもしれません。しかし、私は「天の邪鬼」という言葉は、「自分の信念を貫く人」というポジティブな側面も含んだ言葉だと解釈しています。
私は幼少期から人と同じことをするのが苦手な性格でした。自分の趣味趣向がはっきりしており、周りの目を気にすることなく好きなものや好きなことを主張してきました。そのため大多数の人の意見や行動に反してしまうこともあり、生きづらさを感じることも多かったです。
しかし周りの意見に流されず、自分の信念を貫ける人は多くないのではないかと考えるようになり、「天の邪鬼」という一面は自分の強みであるとも思えるようになりました。
ただ、周囲の人の理解を得ながら関係性を築いていくことは非常に重要だと思っているので、良いバランスを見つけながら「愛される天の邪鬼」を目指していきたいです。
人の心理を捉え、ビジネスの戦略を練りたい
就職活動は2019年の5月から少しずつ動き始め、企業のサマーインターンなどにも参加させていただきました。
インターンではこれまで出会ったことがないような熱量が高く優秀な学生にたくさん出会いました。しかし、当時の私は就職したいと思っていたものの、漠然と就職活動を進めていたので、彼らほどの情熱をインターンに向けることができていませんでした 。
2020年に入り就職活動が本格化するなかで、あらためてどのようなスタンスで就職活動と向き合うべきかを思考しました。その結果、これから続いていく長いキャリアを考えると、就職先を見つけることがゴールではないと気が付きました。
「就職先を見つける」ということは就職活動における一つのゴールではありますが、長いキャリアで捉えるとスタート地点に過ぎません。最も大切なのは入社した後に、自分で自分の人生を切り開いていく信念と突き進む力であると思いました。
漠然と就職活動を進めるのではなく、これからの自分の将来像を描き、それを叶えるために覚悟をもって就職活動を進めていこうと決意しました。
自分の将来を見据えて、私が企業選びの際に重視したポイントは3つあります。
①成長している業界
②現状維持ではなく、時代に合わせて柔軟に変化していくことが求められる環境
③年次関係なく成果次第で大きな裁量を持つことができる会社
上記を満たしている会社で、特にマーケティングを起点としている企業で働きたいという思いが強かったです。これまでの自分の人生を振り返ったときに、「人がどう行動するか」に強い興味があったことに気付いたからです。
幼少期から人の行動に強い興味があったのですが、大学で心理学を勉強するうちに、人がどのように行動を起こすかを科学して考えられるようになりたいと思いました。
そう考えて就職活動を進めていく中でたどり着いたのが、マーケティングでした。マーケティングとは、人を動かす隠れた心理を見抜きビジネスの戦略を立てることだと理解しています。
人の心理を捉えて、ビジネスにおける効果的なアプローチを考えることができるマーケティングは自身が望む道であると感じました。
特にマーケティング領域のなかでも成長しているデジタルマーケティングに焦点を当てて就職活動を進めていきました。
CINCとの出会い
デジタルマーケティング領域の企業をWebで検索した際にCINCを知り、受けてみようと思いました。
面接を重ねるなかで、CINCの自社開発ツール「Keywordmap」に惹かれ、純粋に自分がいちユーザーとしてもツールを使ってみたいと思ったことを覚えています。
「Keywordmap」は膨大なデータを有しており、企業のマーケティング施策の改善・効率化が同時に図れる調査分析のツールです。これを実現させることができたCINCには、開発するための技術力とアイディアが高いレベルであることを推察しました。
クライアントの声をもとにプロダクトをアップデートし続け、ユーザーの悩みを解消するビジネスは、本質的に人の役に立つと思いました。
また、CINCで働く人にも惹かれました。お会いする方全員が会社に誇りを持って仕事をしていることが伝わってきたからです。
私がCINCについての質問をした際に、全員が模範的な回答ではなく、それぞれの方が自身の視点・自身の言葉で丁寧に説明をしてくださいました。それまでに様々な企業の方とお話をさせていただきましたが、どこの企業よりも会社の事業や掲げるビジョンに対して一人ひとりが本気で向き合っていると感じました。
特に最終面接で社長の石松さんにお会いさせていただいた際に、石松さんご自身が事業と組織作りにフルコミットされていることを実感しました。また私が緊張しているのを汲み取ってくださり、私自身について理解しようと丁寧に質問をしてくださいました。
石松さんをはじめCINCで働くみなさんのように、圧倒的な熱量で仕事をし、人を強烈に惹きつける魅力がある方々と同じ組織で働きたいと思いました。
CINCに入社を決めた理由
自分が目指す姿を体現しているCINCのみなさんと働きたいと思ったことが理由です。
「どんな仕事をするか」ということももちろん大切な要素として会社選びをしていましたが、それ以上に「どんな人と一緒に働くか」ということを重視していました。
これまでの人生で仲間に恵まれていると感じることがとても多かったのですが、これからの人生でも同じように仲間を大切にしていきたいと思っていたからです。
具体的には、常にチャレンジングな姿勢を持ち、成長意識を強く持っている仲間と共に切磋琢磨したいと考えており、CINCにはそのような社員が多くいると感じています。
またCINCには26個の行動指針として掲げられている「CoreValue」というものがあります。そこに書かれている姿は、今後自分が目指していきたい姿と合致するものが多く、それらを体現している社員の方々がいるCINCこそ、自分が社会人として励んでいきたい場所であると思い入社を決めました。
お会いした社員の方から、特に感じたValueは以下の3つです。
・前のめりにチャレンジ
・チーム脳
・個と組織成長にフルコミット
社長の石松さんや役員のみなさんなど、経営者の近くで仕事ができ、キャリアのお手本になる方々のスキルを盗みとるチャンスが多くあると感じたことも入社を決めた理由の1つです。
入社までに取り組むこと・チャレンジしたいこと
大きく3つあります。
1つはCINCのインターン生として、目に見える結果にこだわることです。
2021年4月の入社までの間、インターン生としてCINCで働くことになりました。入社後すぐに成果を出すことができるよう、ビジネスコミュニケーションやWebマーケティングに必要な知識などの基礎力を身につけ、インターン生のうちから結果を出すことにこだわっていきたいです。
やらなければいけないことや身に付けるべき知識が膨大にありますが、挫けず前のめりにチャレンジしていきます。
2つ目は健康的な肉体を手に入れることです。
健康は何にも代え難い資本であると思っています。現在ダイエットをして体重を落とせるよう努力しているのですが、学生のうちにだらしないわがままボディを脱却できるよう、健康的な食生活を心がけ肉体改造をしていきたいです。理想はパンプアップした筋肉を愛でながらプロテインを飲むことです。
3つ目は全国のサウナ巡りです。
ここ1年でサウナに行くことが趣味になりました。近所のスーパー銭湯や健康ランドも好きですが、全国各地の有名なサウナ施設を旅してみたいです。静岡にあるサウナの聖地「サウナしきじ」は絶対に訪れたいと心に決めています。
CINCで目指す姿・目標
目指す姿は2つあります。
1つは人の欲求に気付く目を養うことです。人の負を解消していくことがマーケティングの根本にあると私は解釈しています。マーケティングによって、人が真に求めるサービスや商品を、本当に求める人に届けることができるからです。
しかしそれを実現させるには、人の欲求の変化を機敏に捉える力が必要になると思います。なのでCINCでマーケティングに携わって働くことで、人の欲求に気付く目を養っていきたいです。
2つ目は誰からも信頼を得ることができる人間になることです。
CINCで働く社員の一人ひとりが目指すCMO(Chief Marketing Officer)のポジションは、社内外問わず多くの人と関わります。そして世の中に大きなインパクトを与えるマーケティングを仕事にすることは、難しい判断の連続でその度に障壁が立ち塞がると思います。
それを打破するためには誰からも信頼される自分になることが大切だと思っています。自分1人で成し遂げられることには限界があり、大きな成果をあげるためには協力者が欠かせないと考えているからです。
また、これまで私はチームスポーツであるフットサルを長年やってきたのですが、1人で成果をあげるよりも、仲間からの信頼のもとチームで何かを成し遂げた時のほうが喜びを感じていたという経験もあります。
誰からも信頼を得る人間になっていくために、圧倒的な行動量と自分のためではなく人のために行動できるギブの精神を持ち合わせた人間でありたいです。
「お前の発する言葉は人を前向きにする力がある」。友人に言われた今でも忘れられない言葉です。
一緒に働く仲間を熱く奮い立たせられるような存在として、まずは周囲にいる人たちに信頼してもらうこと、そしてその輪を広げていけるよう努力していきたいと思います。