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【CINCAWARD受賞者インタビュー】応募者数11倍を実現したAyako.Sと開発部の組織づくりを支えたYoshifumi.Tの挑戦

【CINCAWARD受賞者インタビュー】応募者数11倍を実現したAyako.Sと開発部の組織づくりを支えたYoshifumi.Tの挑戦

 

CINCは6月7日、社内表彰式「第6期上期CINC AWARD」を開催しました。
半期に1度開催されるCINC AWARDは、社員にとって前期を振り返り、今期への志を新たにする大切な機会。
賞を手にした社員を直撃する、受賞記念インタビューをお届けしています。

 

今回は、「ベスト・オブ自画自賛で賞」を受賞したAyako.Sと、「ベストサポーター賞」に選出された、Yoshifumi.Hの受賞者インタビューを2本立てです。

初めに、「ベスト・オブ・自画自賛で賞」を受賞したAyako.Sの声をお届けします。

 

自画自賛で賞とは?

「自画自讃で賞」とは、CINCで毎月実施している自身を称賛する企画です。1カ月間を通じて自身がもっとも力を入れた取り組みを提出し、役員による討議や社内投票によって毎月受賞者が選出されます。「ベスト・オブ・自画自賛で賞」とは、大賞の中からもっとも称賛すべき取り組みを行ったメンバーに授与されます。 
 

人事グループで中途採用を担当するAyako.Sは、入社から数カ月の間に採用管理ツール導入プロジェクトを完遂し、採用業務の効率を大幅に改善。また、応募者のスカウトや協力企業とのリレーションの強化を通じて応募数を倍増させてCINCの組織拡大に大いに貢献しました。

現在、第一子を出産して育児休暇中のAyako.S。受賞の感想や今後の展望に加えて、子育ての近況についてもお話を聞きました。

ベスト・オブ・自画自賛で賞受賞の感想

とても嬉しかったです!!
中途採用という大枠の役割を担ってはいたものの、具体的な進め方は任せていただき、自由度高く提案・実行してきました。いい意味で制約やルールが少なく、やるべきことを自分で探しながら取り組んでいくプロセスはとても楽しかったです。楽しみながらやり進めた結果、成果につなげられ、このように評価いただき、「一石二鳥!」と感じました(笑)

また、周囲の人事メンバーに相談しやすいなど環境に恵まれていたことも結果に結びつけられた理由の1つです。人事歴が長く、多くの企業や応募者を見てこられたMitsuo. Mさんや新卒採用担当でPR系業務に強いYuina. Wさん、社歴が長くCINCの背景や特徴に詳しいHaruka. Kさんと、異なる強みを持つみなさんから、積極的に意見を頂くことができました。それぞれが自分の担当だけでなく、他領域にも興味を持ち合える、素晴らしい環境があったことに感謝しています。

 

特にチャレンジしたこと

 「採用×スタートアップ」という市場は変化が激しく、ミッションを完遂するには変化即応を徹底していかなければなりません。そのために、私は常に高い機動力を持つことを意識していました。特に注力したことは次の2つです。

1つ目は、実施したアクションを短いスパンで検証し続けることです。例えば、採用媒体の運用ではターゲット設定や新しく文言の付加などの施策を実施し、結果を週次で確認します。その際、重複する業務や定型化できるテキストなどを洗い出し、無駄を徹底的に省いて効率良く仕事を進めました。そこで捻出できた時間を検証結果の分析に充てて、翌週の施策を考えることに注力しました。データを分析することで、自社の強みや弱み、媒体との相性などを発見できることが楽しく、翌週の施策を立案しやすかったです。

2つ目は、緊急度は低いけれど重要度は高い仕事に積極的に取り組むことです。例えば、採用管理ツール導入の際に評価を入力するフォーマットを整備しました。面接官と人事担当者、面接官同士の評価ポイントの目線合わせをすることで、情報共有、管理がスムーズになりました。
このように、現状のままでも運用上は問題ないけれど、手を加えれば採用の質を格段に上げられることを見つけて、通常業務の隙間を塗って進めることを心がけました。

よく苦労していたのは常に新しい情報をキャッチアップしながらアウトプットを出さなければならなかったことです。人事担当者は、会社全体について誰よりも理解していなければなりません。しかし、会社や環境は常に変化するため、今日正解だったことが明日は不正解になっていることもままあります。社内の状況や採用市場が変われば、即日対応が必須ですが、常に新しい情報を吸収して、発信し続けることはとても大変でした。

苦しい場面もありましたが夢中で走り続けて、ふと数カ月前を振り返ると、採用母集団の数が11倍になっていました。そして、いつのまにか自分自身の中で現状の数字が当たり前になっていたことに驚きました。試行錯誤を続けながら実施し続けた施策によって、会社の変化と成長が感じられたことが、すごく気持ち良かったことを覚えています。

CINC AWARDについて

会社の方向性について社員の目線合わせができ、一体感を醸成できる貴重な場だと感じています。

社員数や事業数が増えると、会社が今どこに向かっているのか、他の部署が何をしているのかが見えづらくなることがあります。そのような状況に陥ると、目の前の業務を作業的に淡々とこなしてしまいがちです。

そんなとき、CINC AWARDのような、仲間の功績を共有し、讃えられる場を設けることで、会社と自分が目指す方向性を確認することができます。自分の仕事がどのような目的とつながっているのかを知ることで、日々の業務を動機づけできる貴重な機会だと感じます。

日ごろの育児について

息子は今、生後2カ月です。目が合ったり笑ったりするようになってきました!
ありがたいことにあまり手がかからない子で、自分の時間も作りながら育児を楽しめています(産後、3時間以上連続で寝れたことはまだありませんが…笑)。

子供の成長はめまぐるしい早さで、私が変化についていけないくらいです。「今見ている仕草を、明日にはもうしなくなっているかも」と思うと、たった2カ月ですが、息子の成長をすでに寂しく感じることもしばしばです(笑)。

子育ては、私たち親にとっても新しい成長の機会なので、子供にとって良い刺激となることを調べて日々実践しています。毎日、初めての経験をたくさんできているので、純粋に楽しいです!

復帰後の抱負

復帰後は時短勤務をする予定です。時間が限られる分、これまで以上に効率の良い働き方を意識したいです。それに伴って、もっと周囲を巻き込むスキルを身に付けたいと思っています!

効率良く働くことは、自分の得意なことを一人で機械的にさばくこととは全く異なります。しかし、これまでの自分の働き方を振り返ると、自分だけで仕事を完結させようとしていたのではないかと反省しています。そのため、復帰後は周囲のみなさんと、適切に役割分担をしながら協働することを大切にしていきたいです。そこで得る経験が、今後、後輩の育成や、プロジェクトの推進にも役立つと思っています。

どうすれば最短かつ最大のアウトプットにつなげられるのか、今後も広い視野で、周囲のメンバーとともに手法を開拓していきます。

ありがとうございました!

 

続いて、ベストサポーター賞を受賞したYoshifumi.Tさんのインタビューです。
開発部のリーダーYoshifumi.Tさんは、部署の組織づくりを中心となって推進し、開発スピードの向上と安定した開発環境の構築に努めました。

Yoshifumi.Tさんが開発環境の構築のために取り組んだ、ミュニケーションを活性化させるためのチャレンジとは?半年間を振り返っていただき、得られた成果と今後の展望についてもお聞きしました。

「ベストサポーター賞」受賞の感想

とても光栄に思います。自身が受賞できたことも嬉しいですが、今回の受賞は開発部全員に向けた評価の表れだと感じています。開発部のメンバーへはお願いすることばかりでしたが、私を信じて受け入れ、協力してくれたことに感謝しかありません。あらためて、メンバーへ「本当にありがとうございます」と伝えたいです。

 

特にチャレンジしたこと

私は、ソリューション事業本部 開発部でWebマーケティングの調査・分析ツール「Keywordmap」を始めとしたプロダクトの開発を担い、リーダーとしてマネジメント業務にも携わっています。

開発部が安定した力を発揮していくために、CINCに合致しそうな開発ワークフローを構築することから始めました。その際に意識したのは、チーム脳を高めることです。入社前は、個人がそれぞれ仕事を進めている傾向が強く、必要に応じてフォローし合う関係性でした。しかし、開発ワークフローを整備したことで、今では他のメンバーの成果物へレビューしたり、ペアプロ(ベアプログラミング:2人のエンジニアが、1台のワークステーションを共有し、共同で開発を行うこと)を通じて成果物を共創したりするなど、チームでタスクを完遂する風土が生まれています。

改革を始めた当初は、他者と共同で進めることによるコストが目立ちました。こうしたコスト(仕様の説明や、作業手順の共有など諸々の処理)に対して、私は詳細なレベルまで介入し、メンバーとともにより良いやり方を日々模索していきました。結果として、プロダクトの品質向上、部内のノウハウ拡充の両面でメリットを生み出すことができました。

開発ワークフローを詳細に統一したため、成果物の品質を一定水準で保てるようになりました。また、製品の仕様に関するナレッジが部内で共有されたことで、全メンバーが製品仕様に詳しくなり、各々のタスクへの理解を深められるようになりました。結果、メンバー間で容易にフォローし合える環境が生まれました。

特に印象に残っていること

開発部のチーム力向上とコミュニケーション量の増加を目的に、毎週木曜日に実施していた「もくもく会」は良い効果を発揮しました。個人で業務を進める傾向が強かったので、暗黙的に「業務中に質問がしにくい」と感じる雰囲気があったようです。空気づくりが大切と考え、あえて執務室を離れて開放的な雰囲気のオープンスペースで実施しました。

こうして、「個別の作業を進めてもOK」「詰まっている問題はあれば共有してみよう!」といったフランクな場を強制的につくりました(笑)。「もくもく会」を設けたことで、メンバー間に自然とコミュニケーションが生まれる環境づくりに大きく貢献できたと感じます。実施以降、メンバー間の距離がぐんと縮まったと感じるからです。

開発部のメンバーとともに

Keywordmapの質問対応など社内全体へのサポートについて

 社内全体のサポートという点では、主に質問頻度の高いソリューション推進部のみなさんへ、社内のチャットツールで回答するだけでなく、直接口頭で回答を補足したり、ほかに製品で気になることはないかなど、お声かけしたりすることを意識しました。相手をよく知らない中で質問するのも障壁があるだろうと思い、顔が見えるコミュニケーションを心がけたのです(笑)

コミュニケ―ションを取る中で、ソリューション推進のみなさんのセールストークや、プロダクトに対する思いを聞くことができるなど、非常にためになる時間を頂きました。私たちが進めている開発やグロースハックプロジェクトのヒントになっています。

 CINC AWARDについて

CINC AWARDでの受賞を目的にすることも仕事を頑張るモチベーションにつながると思いますが、私はそこをゴールにしたくないと考えています。

受賞までのストーリーを設計することは、期初に立てた目標がベースとなります。高い目標を設定して成果を出すことができれば、すなわち会社への貢献度に自然とリンクし、受賞者争いに食い込めるはずです。

そのため、私は自身の目標設定を振り返る場として、CINC AWARDを大いに活用したいと考えています。受賞者の選定理由は、言い換えれば経営の方向性を示しているといえるからです。今回私はありがたいことに受賞できましたが、受賞を逃したときには次の目標設定を考える大切な場として活用したいと思います。

今後の抱負

世の中に多様なソリューションを提供するCINCの姿を実現するために、新しいプロダクトの開発をはじめ、モノづくりの仕組みを確立させていきたいです。

これまでは、副社長であり、当社の開発責任者である平の高い技術力と推進力により、各部署を率いる形でプロダクト開発が進んできました。しかし、今後はその役割を各部署に分散させてプロダクトのリリースを完遂しなければならないと考えています。

上期で、保守開発(既存のプロダクトに機能を追加していくこと)するための開発ワークフローを含めた土壌づくりは概ね終わりました。 次のステップは、新プロダクトを確実にリリースしていくだけでなく、これまでの実績をベースとして、プロダクトを安定的に生み出していける仕組みづくりへ発展させていきたいと考えています。
そのためにも、プロダクトに会社全体のフィードバックを反映し、社員全員でプロダクトに魂を込めていくような文化形成を目指したいです。

社内で開催された七夕イベントで、参加メンバーと

 

ありがとうございました!

 

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