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【オープン社内報】フラットな組織であり続けるために必要なこと ー毎週月曜のメッセージ 経営管理本部 本部長 雨越ー

【オープン社内報】フラットな組織であり続けるために必要なこと ー毎週月曜のメッセージ  経営管理本部 本部長 雨越ー

経営管理本部 本部長の雨越です。

毎週月曜に役員が持ち回りで社員向けに発信しているメッセージをオープン社内報としてシェアします。

今回は「フラットな組織」について、私なりの考えをお伝えしたいと思います。

私はCINCは非常にフラットな組織だと感じることが多いです。前職はいわゆる大企業に勤めていましたが、それと比べるとかなりCINCはフラットです。

社長の石松さんは時間があれば各部署のデスクに立ち寄ってみんなに声をかけることが多いですし、役員もフラットな組織になるように意識しています。私の経験上、CINCはこうした組織の雰囲気づくりをしっかりと実践できている数少ない企業だと感じます。これはCINCの誇るべきところだと思っています。

しかし、ここで誤解してほしくないのは「フラットな組織であること」と、「仕事でフランクに接すること」は違うということです。組織である以上、職務権限は守らなければいけません。フラットな組織だからといって、思考が甘い状態で上司に相談しても良いというのは間違った認識です。社長や本部長に相談する際は、緊張感を持ち、熟考したうえでアクションを起こすべきです。

1日は24時間と限られています。上司も部下も互いに有益な時間の使い方をするためには、部下は建設的な議論をできるよう入念に準備をする必要があるでしょう。

組織が大きくなると、社長や本部長は社員全員の相談に対応しきれなくなります。すると、代わりに相談に対応するための(本来は不要な)マネージャーを置くようになります。これが積み重なっていくと、必要以上に階層が増え、封建的なピラミッド型の組織になっていきます。

するとどうなるでしょうか。みなさん想像できると思いますが、意思決定に時間がかかるようになります。これではフラットな組織の良さが失われてしまうのではないでしょうか。

階層が少なく、素早く意思決定する組織を作るには、社員ひとりひとりの意識と努力が鍵になると思います。なぜならば、会社の風土は経営陣が決めて出来上がるのではなく、みんなの努力が集まって醸成されるからです。

各担当者が自身の力で思考し、精度の高い結論を出せるように成長し、上司と部下の双方が有意義に時間を使える組織づくりをしていきましょう。

ちなみに、仕事以外ではフランクに接するのは問題ないと思っています。仕事と仕事外のコミュニケーションの使い分けは難しいと思う人もいるかもしれません。でも、CINCのみんなであれば、上手に使い分けられると思います。

仕事は良い緊張感をもって適切なコミュニケーションを、仕事外では役職に関係なくフランクなコミュニケーションをとれる良い組織を作って行きたいと思っています。

それでは今週もよろしくお願いいたします。

 

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