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2020/06/22 NEWSRECRUIT

【オープン社内報】今後求められるマーケッターの役割 ー毎週月曜のメッセージ ソリューション事業本部 推進部 部長 間藤ー

ソリューション事業本部 推進部 部長の間藤です。

毎週月曜に役員が持ち回りで社員向けに発信しているメッセージをオープン社内報としてシェアします。

6月1日に開催された「Marketing Online Conference 2020」に登壇してきました。オンラインでの新しい集客方法を中心にお話ししてきましたが、今日はその中から特にみなさんに関係がある部分をピックアップしてお話しします。

テーマは「今後求められるマーケッターの役割の変化について」です。

HubSpotさんが公開している「オールスターチームを採用するための12のマーケティング職種説明」という記事があります。インバンドマーケターからウェブの開発担当者まで12の職種が紹介されています。”変化”という文脈で、私が着目したのは7つ目の”プロダクトマーケティングマネージャー”です。

https://blog.hubspot.com/marketing/marketing-job-descriptions

今後、この役職の重要性が高まっていくと考えています。
プロダクトマネージャーに注目すべきは、消費者の購買行動に2つの大きな変化が起きていると感じているからです。

1つは店頭での消費者体験の消失です。
これまで、実店舗で提供していた認知検討比較から購入までの体験が消失していくと思っています。

これまでは、テレビやSNS、Webなどで認知を獲得し、Webサイトに訪問してもらうか、実店舗に来店してもらうかが、購入体験に至るコミュニケーションが主流だったと思います。しかし、現在は緊急事態宣言が明けたとは言え、購入体験の中で実店舗でのコミュニケーションは薄れており、さらにネット決済が中心になったため、実店舗での接触はより減少しています。

これが意味するのは、五感に訴えかける商品の訴求方法ができなくなるということです。見る、聞く、触る、嗅ぐ、味わうことで伝わる商品の魅力を伝えられなくなっています。こうした状況下では、Web上のコンテンツで訴求力を補完する必要が出てくると考えられます。実際に消費者の検索行動には変化が現れています。Keywordmapで調査してみると、コロナ禍の前後で検索行動が変化していることが分かります。

不動産

コロナウイルス流行の前は「不動産投資」、「賃貸」など抽象的なクエリが多くみられたが、流行後は「利回り」や「仲介手数料」など具体的な不動産の運用に関するクエリが増加。

レシピ

コロナウイルス流行の前は、「アプリ」や人気レシピを探すクエリが多かったが流行後は「べったら漬け」や「煮干し」など商品名に関するクエリが出現。

消費者の検索行動が抽象的な興味、情報収集から、より具体的になっているところに変化を感じます。

これまでSEOやコンテンツマーケティングは認知拡大の施策として重要視されてきました。しかし、今後は商品のベネフィットを訴求し、行為・購入に影響を与えるコンテンツの重要度が高まっていくと考えられます。

この背景を踏まえると、プロダクトマーケターは「顧客に製品やサービスの価値を伝える」役割を担うようになります。

具体的に以下を行える人材です。

・競合製品やプロモーションのリサーチ
・顧客の反響チェック
・最適な訴求軸の決定
・チャネルや接点の多角化
・態度変容を起こすコンテンツの作成
・プロダクトページの管理
・プロダクト営業のトレーニング
・資料化

大切なことは、開発部署や営業部署がこの視点を持って自社のプロダクトの強みが何であるのか、マーケットはどこにあるのか、営業が売りやすい形、顧客へ伝えるべきメッセージは何であるかと考えることです。まさに、営業と開発の間に立つプロダクトマーケターの役割はマーケティングの職種の中でも大きくなっていくだろうと感じています。CINCでは全社マーケター思考を掲げていますが、自社の魅力は何なのか、強みは何なのかと考えていくと、自然と市場価値の高い人材になれるのではないかと思っています。

それでは今週もよろしくお願いいたします。