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【事業責任者インタビュー】データ解析で「そうきたか。」なマーケティング支援を。-アナリティクス事業本部 本部長山地

【事業責任者インタビュー】データ解析で「そうきたか。」なマーケティング支援を。-アナリティクス事業本部 本部長山地

CINCには2つの事業本部があります。プロダクトの開発・提供を行う「ソリューション事業本部」、クライアントのマーケティング支援を行う「アナリティクス事業本部」です。

今回は、CINCの「アナリティクス事業本部」の役割について、本部長の山地がご紹介します。

 

■「アナリティクス事業本部」とは

アナリティクス事業本部はデータ解析をベースに、デジタルマーケティングを中心としたマーケティングの支援(コンサルティング)を行っている部署です。

自社開発したマーケティング戦略の調査・分析ツールの「Keywordmap」に代表されるように、CINCはデータの収集・蓄積・解析に強みがある会社ですが、我々は「マーケティングにおける成果創出にデータをいかに活用するか」という点にフォーカスしています。

クライアントのビジネスゴールから逆算して、マーケティングにおける最適なアプローチを調査分析・立案・提案し、成果創出まで伴走させていただくのが我々のミッションです。

提供価値を最大化するために、自社保有データだけでなくクライアントの課題にそってデータを個別に収集する技術を磨いたり、データ解析の力を使ってデジタルプラットフォームを最大限活用する再現性ある施策を開発したりしています。

 

■事業部の体制

アナリティクス事業本部には、「セールス」「コンサルタント」「アナリスト」「マーケティングエディター」という4つのポジションがあります。

「セールス」は新規顧客開拓を担当するポジションですが、サービスの性質上、課題解決型のコンサルティング営業が必須です。マーケティングにおける課題をヒアリングし、調査分析を行ったうえでオーダーメイドな提案を行っています。

コンサルティングサービスを提供するに当たり、一つ一つのプロジェクトをマネジメントし、成果創出までクライアントに伴走する役割を担うのが「コンサルタント」です。デジタルマーケティングに関わるさまざまな手法を統合的にマネジメントし、期待されるビジネスゴールの達成をサポートします。

案件ごとの調査・分析から戦略・施策の立案を行うのが、「アナリスト」の役割です。その他、プロジェクトベースでの調査・分析と新規ソリューションの開発もアナリストが担っています。また、広告運用のデータ分析や運用改善を専門的に行っているアナリストもいます。

アナリティクス事業本部で、クリエイティブパートを担当しているのが、「マーケティングエディター」と呼ばれるメンバーです。新聞や雑誌、Webメディアの執筆・編集を経験してきたメンバーや、大手企業で広報業務に携わっていたメンバーが所属しており、コンテンツの企画・編集を担当しています。マーケティング専門メディアであるMarketing Nativeも、彼らが運営しています。

 

本部名を「Webマーケティング事業本部」から「アナリティクス事業本部」に変更した背景

もともとCINCSEOやコンテンツマーケティングといったWebマーケティング施策に特化してコンサルティングを行ってきました。

今でもWebマーケティングは我々の強力な武器の一つですが、冒頭でもお話ししたとおり現在はデータの解析を主軸として、クライアントの利益を最大化させるコンサルティングを行うというサービスを志向しています。

背景は2つあります。1つ目は、特定の施策に特化したWebマーケティング提案だけでは、クライアントの課題を解決しきれないシーンが増加してきたという外的な要因。2つ目は、多種多様なデータの収集・蓄積が可能になり、その解析によってWebマーケティングに留まらない範囲でのソリューションが開発できるようになってきたという内的な要因が挙げられます。これら2つの両側面から、今回のサービスシフトを行うことに決めました。

 

今後の展望

CINCは今まさに企業として開花のステージにあり、アナリティクス事業本部でもこれからどんどんデータ解析を通じたマーケティングソリューションの開発とサービス化を進めていく予定です。

今までは創業期からのSEOやコンテンツマーケティングのサービスに注力してきました。主にGoogle検索の研究をマニアックに行ってきましたが、今後は他のプラットフォームの解析にも力を入れていこうと考えています。

現在でもGoogleYahoo!といった検索サービスは依然として多くの方に利用されていますが、デジタル上での活動は極めて多様化しており、その傾向は年を追うごとに強くなってきています。

今後主に注力していくプラットフォームとして、TwitterInstagram、そしてYouTubeを予定しています。どのプラットフォームも特段新しいものではありませんが、利用者の増加と利用者の年齢層の拡大にともなって、マーケティング媒体としての価値がここ数年で一気に上昇してきたのは間違いありません。

また、プラットフォーム研究と並行して、クライアントの成果の最大化に向けて多種多様なマーケティング施策を統合的に活用したアプローチの開発も行っているところです。ついついデジタルマーケティングの業界では、特定の施策ありきでマーケティングを考えてしまいがちですが、あくまでデジタルを活用した「マーケティング」の支援会社であるというスタンスを我々はとりたいと考えています。

例えば、コンテンツマーケティングは、業界では狭義的に「コンテンツSEO」とほぼ同義で語られることも多いのですが、CINCでは本来の意味でのコンテンツマーケティングをご提案できるようにモデル化やノウハウ開発を進めています。

 

求める人物像

「ビジネスやマーケティングが大好きで、時代の変化にあった最先端のマーケティングメソッドを開発していくことに興味がある、喜びを感じられる」という方は、ぜひ一度話を聞きに来ていただければと思います。

例えば、デジタルマーケティングの実務に携わっているものの、施策ベースに閉じた役割に終始してしまっていて物足りなさを感じているコンサルタントやアナリストの方は、CINCであればより包括的なマーケティングの提案にチャレンジすることができます。

BtoB営業を経験されてきた方であれば、難易度の高いマーケティング領域のコンサルティングセールスを通して、さらに市場価値を高めることができるはずです。

また、マーケティングのクリエイティブの現場で試行錯誤されてきた方は、アナリティクス事業本部であれば、データ解析の力をかけ合わせることであなたのデザインやアイデアはより価値を高められるかもしれません。

CINCには「そうきたか。」というキャッチコピーがありますが、既存の常識にとらわれない発想で、クライアントや社会の期待を超えていこうという会社としての意志があります。

デジタル時代のマーケティングの最前線で、新しい常識を一緒に創っていっていただける方をお待ちしています。

 

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